男子

Go together

経済学部3年  石田玲之

日頃よりお世話になっております。経済学部3年の石田玲之です。

この活動日誌はこの春リーグ最大の山場となる専修大学・大東文化大学戦の前日に書いています。今回の春リーグは入替戦に臨むことなく関東一部へと昇格する事ができる千載一遇のチャンスになります。慶應義塾大学は現在2位につけており、このまま順位をキープし一部へと復帰するには今週の試合での勝利が必須条件となります。この様な大一番に臨む前にもう一度今年のスローガンである「俺がやる」という言葉を噛み砕き、当事者意識について改めて考えてみようと思います。

“If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.”

「早く行きたければ一人で進め。遠くへ行きたければ皆で進め。」

これは岸田文雄元首相が所信表明演説で引用したり、2016年のアメリカ大統領選で民主党陣営がスピーチで使用した「協力」や「団結」を象徴する有名なアフリカの諺です。
この言葉はしばしば、「仲間と協力することの大切さ」を表す文脈で使われます。しかし私は、この言葉は単に協調性を表すものではないと思います。
組織が本当に遠くまで進むためには、まず一人ひとりが「誰かがやる」ではなく、当事者意識を持たなければならないからです。
今年のチームスローガンである「俺がやる」には、単なる積極性以上の意味があると思います。点を決める、声を出す、練習を引っ張るといった分かりやすい場面だけではありません。ボール拾い、日々の練習準備、分析、周りへの声掛け、組織の雰囲気作りなど、一見目立たない役割に対しても、「自分がこの組織を動かす一員である」という責任を持つこと。その積み重ねが、強い組織を作ります。また試合や遠征を円滑に行える様に準備をしてくれる人、チームを応援してくれるファンを増やすために部外への発信をしてくれる人など一見試合に直接関わらない役割にも確かな責任があります。
特に慶應は、他大学のように全国トップクラスの選手を大量に推薦で集められる環境ではありません。だからこそ、一人のスター選手に依存するチームでは限界があります。多様な人材が、それぞれの立場で役割を理解し、「俺がやる」という責任感を持つことで、初めてチームとして戦えるのだと思います。チームで戦うということはコートにいる人間だけで戦うという訳ではありません。
もちろん、最後に試合を決めるのは個の力かもしれません。しかし、その個の力を最大限発揮できる環境を作るのは組織であり、その組織は「自分の役割を全うしようとする個人」の集合によって成立しています。
“go together”とは、責任を分散することではありません。むしろ、責任を全員が引き受けることによって初めて成立するものなのだと思います。
だからこそ、今年の「俺がやる」というスローガンには大きな意味があります。ただ誰かについていくのではなく、一人ひとりが主体となる。その姿勢が、結果として組織全体を前進させ、想像を超えるほど遠くへと連れていってくれるのだと思います。
私はこの春リーグでスタメンとしてコートに立つ選手ではありません。しかし、コート上の選手達に一部に連れていってもらうのではなく、「俺がやる」の精神で自分に出来ることは全てやりきった上で一緒に一部に行こうと思います。

乱文失礼いたしました。

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