男子

感謝

法学部政治学科3年  石原 猛

日頃よりお世話になっております。
法学部3年、副務を務めさせていただいております、石原猛と申します。

まず、本年度の第90回早慶バレーボール定期戦にご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。天候に恵まれず、湿度の高い蒸し暑い日であったにも関わらず、足を運んでくださった観客の皆様のおかげで最高の大会を作り上げることができました。歓声も熱狂も、皆様なしでは生まれることはなく、選手たちがプレーしたいと思えるような舞台を作ることはできません。アマチュアバレーボールにおいて日本一、いや、世界一の舞台を作ってくださり、ありがとうございました。

また、開催にあたってご尽力いただいた早稲田大学の皆様、両大学OBOGの皆様、審判・補助役の皆様、スポンサー企業様、演出会社様、両校應援指導部・応援部の皆様、パフォーマンス団体の皆様、エスコートキッズの皆様、誠にありがとうございました。皆様のご協力のおかげで、早稲田開催過去最多来場者数を記録でき、大変嬉しく思います。そして、運営メンバーのみんな、上から目線で大変恐縮ですが、本当にお疲れさまでした。ここ数ヶ月は準備に追われ、十分な睡眠を取れない日もあったかもしれませんが、その泥臭い努力が実ったと思います。まだ振り返りが残っていますが、ひとまず自分を労ってください。

さて、早慶戦が閉幕してから1週間弱が経過しました。リーグ戦の際、松田が「勝ち負けにはドライに行こう」と言っていました。東日本インカレも控えておりますので、私もドライに行こうと考えていたのですが、興奮冷めやらぬまま、ここ最近は映像を何度も見返す始末です。この活動日誌を書くにあたって、早慶戦について書くか、明日開幕するサッカーW杯について書くかの2択でした。サッカーについては書きすぎている自覚があり、残念ながら他に書くことが見つかることもなかったため、早慶戦について書かせていただきます。そして、これを提出すると同時に、私の中では一度区切りをつけ、自分のやらねばならないことに力を注ぎたいと思います。運営に奔走した今年の早慶戦ですが、嬉しかった出来事が二つありました。少し個人的な話ではありますが、書かせていただきます。

①12年ぶりの勝利

まずはなんと言ってもこれでしょう。振り返れば、私が初めて早慶戦を観戦したのは2022年、今年と同じ早稲田アリーナでの試合でした。エンドコートの付属校席から見た熱狂が忘れられず、私が大学でもバレーボールに携わりたいと考える原点になりました。航大さん同様、私も早慶戦によって人生が変わった人間の一人です。結果はフルセットの末、早稲田が勝利。私の初めての早慶戦の記憶はその、あと一歩で勝てそうで勝てず、観客ながら味わった悔しさで埋め尽くされています。

以来、早慶戦で勝ちたいという思いが芽生え、そして高校3年、大学1,2年と、その想いは大きくなっていきました。迎えた3回目の早慶戦。私が初めて早慶戦をみた早稲田アリーナは3000人を超える観客で埋め尽くされ、舞台は整っていました。

個人的な感覚ですが、一部復帰を成し遂げたこともあってか、なんとなくいけそうだなと感じていました。昨年の全日本インカレで学芸とやる前と同じような感覚でした。実際、程よい緊張感で、リラックスしていたと思います。昨年、アップ中のスリーメンでディグを6連続で弾いていた正太郎(法3・MB)も、今年は1本目で綺麗にあげていました。

試合が始まると、一部王者のパワーに圧倒され、1セット目は12点に抑えられました。それでも、タイムアウトやセット間、焦りや苛立ちは見えず、もう大丈夫、とでも言いましょうか、そのような空気が流れていました。そして、2セット目からは相手に順応し、攻略し始め、2,3セットを連取。4セット目は長いデュースになりましたが、全員が集中を切らしませんでした。コート上で戦う選手を後押しすべく、選手スタッフ全員が思考を止めず、各々の役割を遂行した結果だと思います。最後の一点、全員でコート内に駆け込みましたが、それくらい我々にとっては価値がある一勝でした。そして、現役部員以上に、日頃より応援してくださっている先輩方、保護者の皆様、サポーターの皆様に12年ぶりの勝利を届けられたこと、嬉しく思います。帰り際に凛さん(商4・アナリスト)がぼそっと呟いていたのですが、やっと少しは恩返しっぽいことができたのではないでしょうか。歴史を変えたチームの一員でいられたこと、本当に誇りに思います。

選手のみんな、ありがとう。そして、来年はホームで、勝とう。最高の舞台を整えます。

②友人との再会

早慶戦の求心力を強く感じた出来事がありました。長らく会えていなかった友人と再会できたことです。中学時代の友人、高校時代の同期、後輩、数年ぶりに会えた方がたくさんいらっしゃいました。多くの早慶関係者が集まる場だからこそのことでしょう。運営していてよかったなと思う要素の一つです。

うち一人は、最後に会ってから5年ほど経過していました。高校時代、私がバレーボールを始めたころ、一から競技の魅力を教えてくれた一人でした。ここまで書けば、誰のことかわかる人もいると思いますし、おそらく本人も気づいてくれるでしょう。元気にしていることは聞いていたのですが、長らく姿を見ていなかったので、観客席から声をかけてくれた時は本当に嬉しかったです。

来てくれてありがとう。来年もきてね。これ読んでて、気が向いたら連絡してください。

長らく語ってしまいましたが、総じて最高の早慶戦でした。来年、会場は日吉記念館に移り、私にとって最後の早慶戦になります。昨年は演出で、今年は勝利で、それぞれ強い印象を残してしまったので、慶應サイドの私からすればかなりハードルが上がってしまったなと感じています。航大さんからは来場者目標5000人という期待を込めた注文をいただきました。現実的なことはあえて言わず、来年は記念館に5000人を呼べるようにします。そして、将来プレーしたいと思ってもらえるような舞台を作り、誰かの人生を変えられるような大会を作るべく、両校の超優秀な運営メンバーのみんなと共に頑張ります。どうぞ、ご期待ください。

改めまして、第90回早慶バレーボール定期戦にお越しいただき、ありがとうございました。
91回目を迎える来年も、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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