DIRECTOR'S MESSAGE

幹部からのメッセージ

皆様明けましておめでとうございます。2023年が始まりました。
年度途中とはいえ、バレーボール部では12月の納会をもって4年生が引退し、3年生が最上級生になりますので、新年は新たな出発とほぼ同じと言えます。

コロナ禍に入って3年が過ぎ、部の活動もかなりの部分がコロナ前の水準に戻ってきました。特に昨年は1年間のうちに2回も男子一部二部入替戦に出場し、二部降格も一部復帰も経験しました。試合に勝って嬉しい、負けて悔しいといったことは、試合ができてこそ感じることができるのだということは、この3年でよくわかりました。部員が精一杯バレーボールに打ち込むことができるのは、実は当然ではなく、非常に恵まれたことであるのです。

4月からの新学期は、男子は一部で、女子は四部でのスタートとなります。選手には、与えられた環境に感謝しつつ、限られた時間のなかで悔いのない学生生活を送ってもらいたいと思います。関係の皆様におかれましては、今年も体育会バレーボール部への声援をお願い申し上げます。


2023年1月
慶應義塾体育会バレーボール部長 和田龍磨

星谷健太朗

慶應義塾体育会バレーボール部男子監督

ファンの皆様、チームのご家族の皆様、三田バレーボールクラブの皆様

日頃より、塾バレーボール部へ多大なるご支援ご声援を賜り、誠に有難うございます。

島田主将・大槻副将・今田主務・細野副務・厳渉外主務・河村渉外副務を中心に、全員がリーダーシップを発揮していく組織として2023年度の新チームがスタートしました。少人数ながらも、学生が自分達で考え抜いた内容の濃い練習に日々励んでおり、すでに成長を実感しています。我々の成長した姿をお見せできる春のリーグ戦が、今から楽しみです。

さて、塾バレーボール部の長期的な目標として、

「日本一」

「文武両道を体現する第一人者として、バレーボール界を牽引する」

の2つを掲げます。この大きな目標に達するために、「5つの行動指針」を示して部内の共通言語としています。

【バレーボール部5つの行動指針】

①「思考の言語化」
学生には「バレーボール部で自分は何をしたいのか」明確な意思を持って活動 して欲しいと思っています。頭の中で考えるだけでは不十分です。ぼんやりとした思考を言語化のプロセスによって整理することにより、思考の幅・深さ・角度 を広げることができます。思考、言語化、思考、言語化のサイクルを経て、思考 はより洗練されていくでしょう。自分の頭で考えられる人間は強いです。私たちは、「なんとなく」「誰かがこう言うから」といったセリフが登場しない建設的 な議論や自由闊達な意見交換により、更なる高みを目指します。

②「ハードワーク」
勝利に近道はありません。「思考の言語化」により個人やチームの考える力が 向上すれば、これまで場数を踏むことでしか到達しえないと思われた地点まで、 思いのほか早くたどり着くこともあるでしょう。思考力によって効率が手に入っ たからといって、練習の手を抜くことは許されません。本番でのパフォーマンス は、練習の「効率の良さ」と「ハードワーク」の掛け算によって決まるものだか らです。私たちは、どんな局面でも努力を惜しまず、勤勉(Work hard!)でいられ るチームを目指します。鍛錬によりウサギの脚力を備え、亀のように直向きに走 り続けます。

③「楽しむ」
「思考の言語化」により自分自身の意思で「ハードワーク」する人間は、その状況を「楽しむ」ことができます。大学・サンバーズ時代のチームメイトの柳田将洋選手は、フルセットのマッチポイントでサーブが回ってきたとき「ここで エースを決めればヒーローだ」と思って胸が高鳴るのだそうで、ここぞというと きに必ず良いプレーをします。サンバーズ時代のチームメイトのムセルスキー選手は、ピリッとする試合展開のときこそ「Smile」「Enjoy」と周囲に声を掛けます。真剣勝負を楽しむことのできるチームは、本気のプレーで会場中の観客を魅 了して味方につけ、感動を与えます。私たちは、応援してくださる皆様への感謝の気持ちをプレーで伝え、エネルギーを届けられるチームを目指します。

④「やり抜く」
学生の誰もが、チームに在籍するのは平等に4年と決められています。努力が 結果として目に見えるようになるのには、ある程度の時間が必要です。目標を達成するのに、4年という時間はあまりに短すぎます。「継続は力なり」とはよく言ったものです。「思考の言語化」を止めることなく「ハードワーク」する日々を「楽しみ」ながら4年間を独りで積み上げていくことは決して容易ではありま せん。だからこそ、チーム全員で必ず「やり抜く」のだ、と敢えて行動指針の1つとして明文化しました。私たちは、チームで「投げ出さない」「やり抜く」のだという共通認識を持ち、互いに励まし合い、一つでも多くの目標を達成します。

⑤「まずは挨拶から」
「思考の言語化」を止めることなく「ハードワーク」する日々を「楽しみ」な がら4年間「やり抜く」ぞ!と、意気込んでみても、チームがコミュニケーショ ンの取りやすい環境になければ台無しです。用事がなくても必ず交わされ、歓迎されるのが挨拶です。「おはようございます」のワンフレーズで、表情・声の大 きさ・声色・トーン・仕草など全身で自分自身の『いま』を表現することができます。受け取る側は、多くの情報からニュアンスを読み取り、全身の「おはようございます」を返すことができます。「日本一」という共通の目標に向かう同志の間で交わされる挨拶には、「さあ、今日も日本一に近づくよう有意義な時間に しようぜ!」という明確な意図があるはずです。どんな挨拶にも、狙いを持たせ て工夫をしなければなりません。私たちは、挨拶を皮切りに過不足なくコミュニ ケーションを取り、結果を残せるチームを目指します。

私自身の経験も踏まえ、社会に飛び立ってから学生たちに苦労して欲しくないという思いで、上に挙げた5つに絞りました。基本的で簡単なことだ、と思われるかもしれません。ですが、当たり前のことを当たり前のように実践し続けることは、想像以上に難しいものです。「5つの行動指針」を私含めチームの全員が理解して、自分の言葉で解釈し、毎日実践し続けなければなりません。全員が無意識にでも体現している状態になれば、自ずと「日本一」に近づくと信じています。

チームには、プレーで活躍する部員のほか、主務・副務・渉外主務・渉外副務・アナリスト・トレーナー・学連委員などスタッフとして活躍する部員が数多くいます。多様なバックグラウンドを持った個性豊かなメンバーそれぞれがバレーボールへの大きな情熱を胸に、同じ目標・時間・空間を共有して 切磋琢磨しています。

私たちの夢に共感して「本気で」頑張りたいと思ってくださった、受験生や新入生は是非ともご一報ください。共に活動できる未来を、楽しみにしています。

今後とも塾バレーボール部へのご支援ならびにご声援のほど、宜しくお願い申し上げます。

2023年1月
慶應義塾体育会バレーボール部男子監督 星谷健太朗

慶應義塾体育会バレーボール部女子チーム本年度監督を拝命しました2001年経済学部卒の松尾です。

私をご存じの方の中にはさぞや驚かれた方もおられるでしょうが、ご安心下さい。当人が一番驚いております。

監督メッセージとしてお伝えしたいことを幾つかピックアップしましたので、とりとめもありませんが以下お目通し頂けましたら幸甚です。

いつの間に所謂今時の若者達と接することへの不安を禁じ得ない程に年を重ねたのか、就任に際し様々な心配事が脳裏を掠めておりました。しかしながら、納会での榎本主将から発せられた決意表明は、それらを一瞬で杞憂に終わらせたばかりか、素晴らしい!と感嘆させられるものでした。そうなればあとはやるのみなので、微力ながら部員達が掲げる理想のチームの実現を最前線でお手伝いして参ります。

応援して下さっているご家族やご友人、卒業生等関係者の皆様、この場をお借りして御礼申し上げます。情勢が許せばご都合のつく限り是非現地でご観戦下さい。皆様方の応援が支えになることは勿論ですが、部員全員で喜びを爆発させた笑顔、リザーブやサポートのメンバーが固唾を飲んで見守る眼差し、コート上で必死にプレーする姿、全てのシーンが皆様方の明日への活力となるはずです。部員達の笑顔は想像以上に眩しいため、サングラスをお忘れなく。

上手ないから、未経験だから、ブランクがあるから、様々な理由で入部を迷っている方々、思い切って記念館に足を運んでみませんか。このチームの空気を体感し、メリットとデメリットを天秤にかけ、一定の時間を引き換えにする価値を見い出せたらいつでも遠慮なく入部して下さい。上手にプレーできる必要などありません。できるようになろうという意思さえお持ちであれば、部員・スタッフ一同その気持ちに応えます。

技術面、心身面共に、今後の更なる成長が楽しみでなりません。伝統でもある学生主体という環境は、享受されるものを挙げれば枚挙に暇がない程に最良の学びの場です。その分困難も多いですが、この部員達であれば笑顔で乗り越えるはずです。監督はコートの隅で寝ていて構わないと言われてしまう日は、そう遠くない未来かもしれません。思っても言わない優しさも同時に育まれることを切に願います。

準備期間は限られており、リーグ戦の開幕は待った無しです。自分達でコントロール出来ること、出来ないことを見極めて、注力すべきものに優先順位をつける等の効率も考慮しなければなりません。また練習の密度を濃くしていく中では必然的に厳しさが求められます。厳しさと明るさは併存可能ですから、どのような厳しさが必要なのかをしっかり考えて、学年を問わず練習の雰囲気作りをしてくれるものと思っています。

癖ある馬に能ありとも言いますので、部員一人一人が存分に個性を発揮してチームを作り上げてくれることを楽しみにしています。

皆様、彩り豊かになるであろうTEAM2023にどうそご期待下さい。

以上

2023年1月
慶應義塾体育会バレーボール部女子監督 松尾 健太郎

島田 航希

2023年度主将
経済学部4年

HPをご覧の皆様、こんにちは。本年度、主将を務めさせていただきます、経済学部3年の島田航希と申します。

昨年度は、我々の目標であった「日本一」は果たすことができませんでした。今年度は、そんな先輩方の思いを引き継ぎ、「深化と探索」のスローガンのもと、毎回の練習を価値あるものにすべく、部員同士のフィードバックや練習後の振り返りを大切にして参ります。

現在男子部員は、減少傾向にあり、人数は多くありませんが、一人一人が当事者意識を持ち、自走しやすいというメリットも感じています。
部員一人一人、部活がよりよくなるにはどのように貢献できるのかを考えてチームを作りあげて参ります。そうすることで、部員自身の自立にも繋がると確信しています。

また、この状況でバレーボールができる喜びを噛み締めて、関係者の方々への感謝の思いを忘れずに、プレーしたいと思っております。

大学の部活は中々イメージが湧かないと思いますが、部活に入ると、技術の向上だけでなく、社会で必要なマナーや自ら考える力を養うこともできます。これらの能力は将来必ず役に立つはずです。

大学でも熱量を持ってバレーボールに打ち込みたい方、仲間と勝利に向かって目標を達成したい方、真剣勝負を楽しみたい方、慶應義塾大学を受験予定で興味のある方は是非一度体育館にお越しください!心待ちにしております!!我々と共に「日本一」の山登りをしましょう!

今田 敏貴

2023年度主務
商学部4年

こんにちは!本年度主務を拝命しました、商学部3年の今田敏貴と申します。まずは当ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。慶應義塾体育会バレーボール部に興味を持っていただけている事、非常に嬉しく思います!

さて、あなたは「慶應のバレー部」にどんなイメージを持っているのでしょうか。誤解を恐れずにお伝えしたいのは、「慶應=エリート」というイメージは大きな間違いです。我々は決してエリートではありません。部員の誰しもが多くの失敗や挫折、後悔があり、それを乗り越える為に、決してエリートとは言い難い壮絶な努力をしてきました。少し厳しく聞こえるかもしれませんが、「まだ上を目指せる」「自分はこんなもんじゃない」「日本一になりたい」そんな心があるあなたなら、弊部で大いに大成長、大躍進を遂げる事が出来ます。

1931年(昭和6年)1月に創立した弊部は現在、諸先輩方や様々な方々からの多大なご支援をいただいております。この長い歴史の中で培われてきた弊部の強みは、「主体性」を大きく育むことが出来る点です。ここが、他大学との大きな違いです。「チームの方針・運営を学生が主体となって決定し、その結果に責任を負うこと」が当たり前となり、練習メニューの決定から試合時の戦術考案まで「勝利」までの道のりは全て自分たちが作り上げていきます。
今シーズンから関東一部リーグに復帰を果たし、目標である「日本一」を目指して励んでいきます。
険しく、苦しい道のりになりますが、最高の環境で最高の仲間達と、最高の景色を一緒に目指しませんか!
お会いできる日を心よりお待ちしております。

榎本 莉英

2023年度主将
法学部政治学科4年

こんにちは。本年度慶應義塾体育会バレーボール部女子の主将を務めます、法学部政治学科4年の榎本莉英と申します。

この度は当ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます!試合結果や部員の活動報告を随時掲載しておりますので、今後もチェックしていただけますと幸いです。


さて、本年度の定量目標は『三部昇格』です。現時点でバレーボールの強豪校出身選手が少ない女子チームにとって、三部は個人、そしてチームが大いに成長しなければそう簡単には届かない場所です。しかしワンランク高いレベルのゲームをしたい、そこで他校と肩を並べられるチームに成長したい、そう奮い立たせてくれる憧れの舞台でもあります。本年度こそ三部に昇格し、女子チームのさらなる向上に寄与いたします。

この『三部昇格』を達成すべく定性目標として『Stronger Together』(共に強くなる)を掲げます。この目標は2つの意味を含んでいます。1つ目として、全員が日々高め合うことでチームを強くし、試合では結束力で実力の120%を発揮する、ということを意味します。2つ目としては、部員が日々活動できるようご支援いただいているOBOGの方々、応援してくださる方々への感謝の気持ちをもって一戦一戦戦っていく、ということを意味します。

これらの目標を共有し同期、後輩と日々励むことができる大学生活は私の宝物です。そして弊部に興味をもっていただけましたらぜひ共に目標へ向かう仲間となっていただきたく思います!

皆様のご入部を部員一同心よりお待ちしております。

井辺 朝子

2023年度主務
商学部4年

こんにちは。本年度、慶應義塾体育会バレーボール部女子の主務を務めます、商学部4年の井辺朝子と申します。

この度は当ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。弊部に興味を持っていただけたことを大変嬉しく思います。

まずはじめに、体育会は慶應義塾大学を代表する公式の団体です。慶應義塾の名を背負って、競技に出場しております。そのため塾の代表としてふさわしい存在であることが求められます。私自身、部活動内だけでなく日常生活においても、自分を律した行いを心掛けております。

そんな私が考える弊部の魅力は、学生主体の運営体制です。練習場所の確保にはじまり、チームの方向性についての話し合いや、他部活・他大学との連携などは、全て学生を中心に行います。そのため部員ひとりひとりが、常に組織の一員であるという自覚を持って、何事にも積極的に行動することが求められます。このような経験は、大学を卒業して社会に出たときにも、必ず役に立つと思っております。

また、様々なバックグラウンドを持つ仲間と出会えることも、魅力のひとつであると考えます。弊部には海外育ちの部員が数名在籍しており、日常的に英語が飛び交う国際色豊かな一面があります。育った環境が大きく異なる、個性あふれるメンバーで、同じ目標を共有し日々活動しています。その中で、楽しい時間だけではなく、もちろん辛い状況にも直面します。そんな時、側に自分を支えてくれる仲間がいるからこそ、困難を乗り越え、成長できるのだと思います。ここでの出会いは、皆様の人生における財産となるでしょう。

多くの人にとって、部活動に本気で打ち込む最後の機会となる大学生活。貴重な4年間を体育会バレーボール部女子で共に過ごしませんか。

弊部に少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ一度練習にお越しください。

皆様のご入部を部員一同心よりお待ちしております。

FOR THE STUDENTS

当サイトは、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。
推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。
セキュリティを向上させるため、またウェブサイトを快適に閲覧するため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。
このままご覧いただく方は、「閉じる」ボタンをクリックしてください。

閉じる