幹部からのメッセージ
皆さま、こんにちは。
新しい年の始まりにあたり、ご挨拶申し上げます。
2025年の新体制が発足しました。春秋のリーグ戦や伝統ある定期戦をはじめ、ひとつひとつの試合に全力で向かうべく、男子は星谷監督、女子は松尾監督のもと、気持ちも新たに取り組んで参ります。学生たちは、学業にも練習にも日々格闘しながら、大きく成長していくことでしょう。
伝統あるバレーボール部も、少しずつ100周年に向けた話も出て参りました。現役学生、卒業生が集う場に参加すると、この部を誇らしく思う学生たちの顔と、それを暖かく見守る卒業生の皆さんの姿がとても印象的です。まさに慶應義塾の「社中協力」の理念を体現しているようでもあり、そのよき伝統を受け継ぎながら、また新たな歴史を刻んで行ければと思います。
ファンの皆さま、ご家族の皆さま、そしてOBOGの皆さま、新しいチームの活躍にご期待頂ければと思います。そして、今年も体育会バレーボール部に、熱い声援、温かいご支援をお願い申し上げます。
2025年1月
宮垣 元
星谷健太朗
慶應義塾体育会バレーボール部男子監督
ファンの皆様、チームのご家族の皆様、三田バレーボールクラブの皆様
あけましておめでとうございます。男子チーム監督の星谷です。
日頃より、塾バレーボール部へ多大なるご支援ご声援を賜り、誠に有難うございます。2021年に宗雲健司前監督よりバトンを引き継ぎ、5年目に突入しました。
慶應義塾大学の建学の精神には、「独立自尊」「半学半教」「自我作古」「社中協力」といった理念があります。
【参考】https://www.keio.ac.jp/ja/about/philosophy/
私自身、恥ずかしながら、建学の精神を深く意識して学生時代を過ごしていたわけではありません。ただひたむきに目の前の勉強や部活動に全力を注ぎました。しかし、今振り返ってみると、慶應義塾で過ごした4年間の中で自然と福沢先生の教えが身についたと感じています。
「自我作古」は「我より古を作す(われよりいにしえをなす)」と訓み、前人未踏の新しい分野に挑戦し、たとえ困難や試練が待ち受けていても、それに耐えて開拓に当たるという、勇気と使命感を表した言葉で、義塾の信条となっています。
これまで私の道のりを振り返ると、サントリーサンバーズ入団をはじめ、日本代表としての経験、引退後には監督業と社業(1年間の育児休暇取得後、人事部から異動し現在は新規事業を扱う部署に所属しています)の両立など、多くの挑戦の機会をいただいてきました。どの瞬間も多くのご縁に恵まれ、周囲の皆さまの支えられた結果ではありますが、誰も歩んでいないであろう道で「自我作古」を体現してきたように思います。
テクノロジーが目覚ましく進化し、社会が急速に変化する現代においては、過去の延長線上を歩むだけでは十分ではありません。今まさに、自らが時代を切り拓く精神が強く求められる時代だと痛感しています。
監督就任以来、多くの困難と向き合いながら、周囲の皆さまと力を合わせて道を切り拓いてきました。今年もまた、これまで以上の試練が待ち受けているかもしれません。しかし、どのような状況でも希望を胸に、チーム一丸となって、「自我作古」の精神で道なき道を切り拓いていきたいと思っています。
チームには、プレーで活躍する部員のほか、主務・副務・渉外主務・渉外副務・アナリスト・トレーナー・学連委員などスタッフとして活躍する部員が数多くいます。多様なバックグラウンドを持った個性豊かなメンバーそれぞれがバレーボールへの大きな情熱を胸に、同じ目標・時間・空間を共有して切磋琢磨しています。
一部復帰に向け、年明けから心機一転、基礎から鍛え直し、一歩ずつ確実に前進し、挑戦し続けてまいります。私たちに共感し、強い志を持つ高校生・受験生の皆さんを、部員一同でお待ちしています。共に活動できる未来を、楽しみにしています。
末筆ながら、本年も塾バレーボール部への変わらぬご支援ならびにご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。試合会場やライブ配信の画面越しで、声援を送っていただけると幸いです。
2025年元日
慶應義塾体育会バレーボール部男子監督 星谷健太朗
早いもので3期目となりますが、慶應義塾体育会バレーボール部女子チーム監督を拝命致しました2001年経済学部卒の松尾です。日頃より多大なご声援、ご指導、ご支援を頂いているご家族、ご友人、卒業生等関係者の皆様方へ感謝申し上げると共にご挨拶申し上げます。
真剣勝負に挑む眼差しや、勝利に向けて必死にプレーする姿は人の胸を打つということを改めて実感させてくれたTEAM2024、そのチームを率いた四年生の皆さん、本当にありがとうございました。そしてまた大変お疲れ様でした。あまりにも素晴らしい試合を展開してくれたので、主役は皆さんであるにも関わらず、ついついこちらも力んでしまい試合の度に大変疲れました。自分に似ているところも感じたり、女子チームの神髄をみせてくれたりと、とても印象深い一年間でした。自分達が掲げて達成できなかった目標を後輩たちが達成することは当然喜ばしくもあり、またある面では非常に悔しいとも言える心境だと思います。社会人1年生として改めて鍛えられている中、どういう心情になるものか、少ない休みをやり繰りして記念館や試合会場に顔を出してみて下さい。また一旦退任される御手洗コーチも長きに渡りお疲れ様でした。早期復帰を期待しております。新任の本多コーチも頼もしい限り(勿論、留任のコーチの方々も)ですので、改めて宜しくお願い致します。
ギリギリあと一歩のところで目標を達成できない悔しさを経験した選手達でスタートするTEAM2025は、勝負の厳しさを体感したからこそ厳しい姿勢で練習期間を乗り越え、自分達に確固たる自信を持って試合に臨んでくれるものと期待しております・それどころか寧ろ私としてはブレーキの掛けどころに気を配らねばならないかなという心配をしているくらいです。これまでの先輩方から引き継ぐこと、新たに自分達が取り入れること、TEAM2025も素晴らしいチームとするために1年間大いに悩んで考え抜いて思う存分に活動してほしいです。
大変頼もしくチームの柱として昨年から大活躍の新四年生3名、真面目で頑張り屋さんという印象の学生が大半を占める新三年生3名、私を近所の変なおじさんのように扱ってくる新二年生8名と、現状部員14名です。このチームの素晴らしさを体感できるのが、数万人の塾生の中で14名しかいないというのは何たる機会損失か。新入生の皆様、この環境を手にするのに必要なのはバレーボールの経験などではありません、やってみようという心意気一つです。素晴らしい目標を掲げ、その達成に向け工夫を重ね、元気いっぱいに明るく厳しく鍛錬を積む、ということにバレーボール競技をツールとしてまさしく学生主体で取り組める場所であることは間違いないと自信を持ってお伝え出来ます。ご自身の学生生活の大半をかける価値を感じられる場所か否か、ご自身の目で確かめに記念館へお越し下さい。
血の滲むような努力で根性が培われた、という表現は時代遅れに思われるかもしれませんが、日本の宇宙関連の一大プロジェクトのリーダーを務められた方の言葉に「科学も最後は根性です」というものがあったそうです。宇宙分野は科学の最先端でしょうから、根性と最先端がこんなにも親和性が高いのかと目から鱗が落ちる思いでした。最先端、慶應義塾とも非常に親和性の高い言葉ではないでしょうか。つまり世間からのイメージとは裏腹に根性も慶應義塾を表すに相応しい言葉の一つだと言えます。昨年に続き、今年も2年前の就任時から所謂「良い根性している」という印象を持っている部員がチームを引っ張りますので、先き行きが楽しみでなりません。
特段監督として何かをすることもなく、例年通りただただ学生達の凄さを目の当たりにし、見届けるだけの一年間になる見込みです。毎年発想の豊かさ、柔軟性に驚かされるばかりですが、TEAM2025の学生が掲げるスローガンは心技体智徳です。それを受け私なりのシン・ギ・タイ・チ・トクでご挨拶申し上げましたが、彼女達の目標達成の一助たりうるべく、今年も一年間最前線でお手伝いして参ります。
以上
2025年1月1日
松尾 健太郎
山元 康生
2025年度主将
法学部法律学科3年
高校生の皆様へ
HPをご覧の皆様、こんにちは。
本年度主将を務めております、法学部法律学科3年の山元康生と申します。
弊部のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
慶應義塾体育会バレーボール部に興味を持っていただけて、大変嬉しく思います。
初めに簡単な自己紹介をさせていただきます。
私は慶應義塾中等部に入学し、慶應義塾高等学校を経て約10年間バレーボールに情熱を注いできました。「楽しそうだから」という何気ない理由から始まったバレーボール生活でしたが、いつしかこの競技に没頭するようになりました。
慶應義塾体育会バレーボール部へは、高校時代に全国大会出場を果たせず、このまま競技を辞めるわけにはいかないという想い、そして本気でバレーボールに打ち込む環境を通してプレーヤー・人の両方の面で自分自身をより高めることができる、という理由から入部を決めました。
そして体育会活動を通して、数多くの嬉しさや悔しさ、出会いや別れを経験しながら、日々の練習に全力で取り組んできました。
ここで本年度のチーム方針を紹介します。
スローガン「PRIDE」のもと、部員一人ひとりが慶應義塾体育会バレーボール部の一員としての“PRIDE”(誇り)を胸に活動しています。そして「関東一部リーグ復帰」と「規律を重んじる」の2つの目標を掲げ、誇りを持って日々の体育会活動に取り組むことで、その先にある応援されるチーム、自立したチームの実現を目指しています。
弊部では、学生が中心となってメニューの決定から練習の実施まで行っています。練習では、メニューの目的や自身の課題に向き合うなど、常に考えながら取り組むことで、さらなる技術向上を目指し「練習ハ不可能ヲ可能ニス」という小泉信三の言葉を体現しています。さらに個性豊かな仲間との高度なコミュニケーションを通して、バレーボールにおける技術力の向上だけでなく、人として成長し、主体性と強さを兼ね備えた組織づくりを目指しています。
私たちは1年を通して、春・秋リーグ戦、東日本・全日本インカレ、早慶戦など数多くの試合を行っております。たくさんの観客が足を運んでくださる環境の中で、自分たちのプレーを通して人の心を動かし、多くの人に影響を与える経験を通して、スポーツの持つエネルギーの大きさを感じることができる点も、慶應義塾体育会バレーボール部だからこそ味わうことができる魅力の1つであると感じております。
“学生の集大成”とも言える大学4年間を、バレーボールという競技に全力で向き合う仲間と共に、1つの目標に向かって歩んでみませんか。
私たち現役部員一同は、慶應の未来を担うバレーボーラーの入部を心よりお待ちしております!
山木 柊
2025年度主務
文学部3年
高校生の皆様へ
皆様こんにちは。
本年の主務を務めます、文学部の山木柊と申します。
まずは、弊部にご興味を持っていただきHPをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
初めに簡単に自己紹介させていただきます。
私は、慶應義塾中等部、慶應義塾湘南藤沢高等部、そして本塾バレーボール部と、約10年間の慶應義塾での生活をバレーボールと共にしてきました。
バレーボールを始めたきっかけは、「部員が少なくて試合に出れそうだから」という理由でしたので中学校でバレーボールを始めた時も、高校でバレーボール部に入部した時も、まさか大学の体育会まで競技を続けるとは思っていませんでした。
そんな私が大学進学とともに弊部の門を叩いたのは、決してバレーボールが得意だったからではありません。自分が高いレベルでプレーできるかどうかは分かりませんでしたが、とにかくやってみたいと思ったからです。
高校で過ごした3年間で、私は周りの部員のバレーボールへの愛情や情熱に感化され、次第にバレーボールが好きになっていきました。そして多くの強豪校と試合を重ねていくうちに、強豪チームへの強い憧れや「自分がどこまでやれるのか試してみたい」という気持ちが強くなりました。「もっと高いところへ、自分の限界を引き出してくれるところへ」という一心で入部を決めました。
大学での4年間はあっという間です。しかし、何かに全力で取り組めば人生を変えることができる4年間でもあります。この時間を実りあるものにできるかどうかは皆様次第です。体育会での活動を通して、楽しみ、喜び、時に悔しい思いで苦しくもがくこともあるでしょう。ですが、一つひとつの経験が人としての成長をもたらしてくれることは間違いありません。
弊部は関東一部への復帰を掲げ、1931年以来の94年という伝統を背負い日々練習に取り組んでいます。私たちの仲間として、ここで4年間を全力で駆け抜けたいと思っていただけたら、ぜひ記念館までお越しください。
私たちは、慶應を背負う新たな仲間を記念館で待っています。
倉員未羽
2025年度主将
商学部3年
皆様こんにちは。
本年度主将を務めさせていただきます、商学部3年の倉員未羽です。
この度は弊部のHPをご覧いただきありがとうございます。少しでも多くの方に弊部の魅力を届け、興味を持っていただけるよう情報を発信し続けていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Team2025の定量目標は『3部で戦う、早慶戦優勝』そして、この目標を達成するための定性目標として『心技体智徳』を掲げ日々邁進しています。
心. 自分に負けない強さを持ち
技. 努力を惜しまず互いに高みを目指し
体. 120%が発揮できる身体能力を身につけ
智. 戦術を駆使した全員バレーをし
徳. 感謝を忘れずに誠実な態度で
心技体智徳一文字一文字に意味をもたせ、これらを兼ね揃えることで誰からも応援されるチームを目指しています。
弊部は現在14名で活動しております。出身校も出身地も違う個性豊かな仲間と「バレーボールを本気でやりたい」その一心で勝利に貪欲に切磋琢磨する環境や機会は、誰もが手にできるものではありません。最後の学生生活、大好きな何かに本気で打ち込める尊い機会をぜひ弊部で過ごしていただきたいです。この拙い文章を読んでくださっている皆さんには、ぜひ我々がバレーボールを楽しむ姿を体感しに、日吉記念館に一度足を運んでいただきたいです。
弊部に限らずとも、体育会に興味をお持ちの方は実際に見学や体験をし、ビビッときた組織に所属してほしいと思います。学生最後の4年間が実りある濃い時間になること間違いなしです!行き着いた先が弊部であれば大変嬉しいですが、皆さん自身が最大限輝ける場所で充実した4年間を過ごせることを願っております。
最後になりますが、定性目標・定量目標どちらも達成できるよう、主将として努力を怠らず「チームの勝利」を追求しながらも「バレーボールを楽しむ」ことを念頭に置き活動してまいります。また、今年度はついに学生最後の年、そして小学生の頃から続けてきたバレーボールに本気で取り組める最後の年となります。これまで支えてくださった方々への感謝を忘れず精進いたします。
今年度も暖かい応援のほどよろしくお願いいたします。
西村美葵
2025年度主務
商学部3年
皆様こんにちは。
本年度、慶應義塾体育会バレーボール部女子チームで主務を務めております、商学部3年の西村美葵と申します。
この度は当ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。幣部に興味を持っていただけたことを大変嬉しく思います。
慶應義塾体育会バレーボール部女子チームには個性豊かなメンバーが集まっております。
練習前後は笑い声が絶えませんが、練習中は真面目にバレーボールと向き合うことができる素敵なチームです。
小学生の頃からクラブチームで経験を積み、バレーボールの奥深さを良く知る部員もいれば、大学からバレーボールの魅力に触れ、驚くスピードで成長している部員もいます。
監督やコーチの方にご指導いただいたり、部員同士でアドバイスし合ったりと、初心者、経験者問わず誰もが成長できる環境が整っております。
また、技術力向上は勿論のこと、仲間と目標を追いかける中で培われる協調性や責任感、試合での緊張感や勝利した時の喜びといった貴重な経験を得ることができます。
主務として、部員全員がバレーボールに集中して打ち込める環境を作れるよう尽力し、Team2025が掲げている「3部で戦う(春リーグでの4部完全優勝、秋リーグでの3部残留)」「早慶戦優勝」を達成できるよう支えてまいります。
少しでも興味をお持ちいただけましたら、是非一度、慶應義塾大学日吉記念館まで練習体験や見学にお越しください!
ご不明点やご質問がございましたら、当ホームページかInstagram(@keio_women_volley)よりお気軽にお問い合わせください。
本年度も慶應義塾体育会バレーボール部へのご支援ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。