男子

置かれた環境で花咲かせ

商学部4年  松山 鼓太郎

平素よりお世話になっております。
商学部4年の松山鼓太郎です。

春季リーグ戦が終了し、チームは目標としていた一部昇格を果たしました。さらに、その後に行われた早慶戦では12年ぶりとなる勝利を収めることができ、チームにとって非常に意義深いシーズンとなりました。私自身もこの結果を心から嬉しく感じるとともに、この数か月間を通じて多くの学びを得ることができました。

一方で、私個人にとっては決して順調なシーズンではありませんでした。怪我の影響により、リーグ戦では思うように試合へ出場することができず、コートの外からチームを支える立場が続きました。昨年から春季リーグ戦を目標にリハビリを重ねてきたこともあり、自分がコートに立てない現実を受け入れることは簡単ではありませんでした。仲間が戦う姿を見ながら、悔しさやもどかしさを感じる日々が続きました。

しかし、そのような状況の中で私が考え続けたのは、「今の自分にできることは何か」ということでした。試合に出場できないという事実は変えられませんが、その環境の中でどのような価値を発揮できるかは自分次第です。そこで私は、応援やチームの雰囲気作りを通じてチームに貢献することに意識を向けるようになりました。

リーグ戦では、単に大きな声を出して応援するだけでなく、どのような言葉が選手の力になるのか、どのような雰囲気がチームに勢いをもたらすのかを考えながら行動しました。苦しい場面では仲間を鼓舞し、良い流れの時にはさらに勢いを加速させる。その積み重ねが少しでもチームの力になればという思いで、毎試合を戦いました。

また、コートの外から試合を見ることで、これまでとは異なる視点を得ることもできました。チームスポーツは試合に出場する選手だけで成り立つものではなく、ベンチメンバーやスタッフを含めた全員で作り上げるものであることを改めて実感しました。一人ひとりが与えられた役割を全うすることで組織は機能し、その積み重ねが結果につながるのだと学びました。

その学びを最も強く感じたのが早慶戦でした。会場全体が独特の緊張感と熱気に包まれる中、選手たちは最後まで堂々と戦い抜きました。そして12年ぶりに勝利した瞬間、私は言葉にできないほどの喜びを感じました。このチームの一員として歩んできた時間や、自分なりにできることを模索し続けた日々を思い返し、胸が熱くなりました。

今回の経験を通じて強く感じたのは、人は必ずしも望んだ環境で挑戦できるとは限らないということです。しかし、どのような環境に置かれたとしても、その中で何ができるのかを考え、主体的に行動することはできます。私にとって今シーズンは、まさに「置かれた環境で花を咲かせる」ことの大切さを学ぶ期間でした。

今後は怪我を克服し、再びコートの上でチームに貢献したいと考えています。しかし同時に、今回得た「どのような立場でも組織に価値を生み出す」という視点を忘れずにいたいと思います。

2週間後には東日本インカレ、そしてすぐに秋季リーグがやって参ります。慶應のしぶといバレーをもっと「ぶっとく」するために、最高の同期、可愛すぎる後輩、そして宗雲監督とともにこれからも最高のチームを作って参ります。

今後とも塾バレー部のご声援を何卒よろしくお願いいたします。

乱文失礼しました。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このページをシェアする

当サイトは、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。
推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。
セキュリティを向上させるため、またウェブサイトを快適に閲覧するため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。
このままご覧いただく方は、「閉じる」ボタンをクリックしてください。

閉じる