女子 #日記

応援「される」こと

法学部法律学科4年  野崎 莉黄

寒暖差が激しい毎日ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

法学部法律学科3年野崎莉黄です。

三田キャンパスへと所属が変わり、自分が受験期に思い描いていた学びを享受できることに充実感を得ている毎日です。

同時に、上級生の自覚を持たなければならない、と身が引き締まる思いにもなります。

さて、春季リーグ戦の日程も決定し、初戦は5月7日となりました。詳細は、以下のリンクからご覧いただければと思います。

https://keiovb.com/news/7538/

振り返れば11月、Team2023がスタートし現4年生から「常笑・常昇・常勝」という目標が示されました。そこに込められた意味はどれも大切ですが、その中でも特に私は「全員で常に前進する」という意味を持つ「常昇」が一番好きです。誰も取り残されることなく高みを目指して進むことは、チームスポーツの根幹をなすもでありますし、何よりも「全員で」歩んだ先に最高の景色が待っていると考えるからです。

しかし、時に「前進」できない時もあるのではないかとも思います。プレーがうまくいかない時、思わぬ壁にぶつかった時、すぐに気持ちを切り替えることはなかなか難しいのではないでしょうか。

そのような時に助けになるのが周りの存在です。私自身特にこの1ヶ月、部員の存在に幾度となく助けられてきました。

縦割りで班では、大きな暖かさで励ましてくださる先輩と自分の想いを素直に伝えてくれる後輩に恵まれました。泣きながら話す私を呆れる事なく受け入れてくださる方もいらっしゃれば、練習中に何気なく立ち直れるような言葉をかけてくださった先輩もいらっしゃいました。ありがたいことに、メッセージをくれたり、言葉にせずとも気持ちに気づいてくれる同期もいました。このようなチームメイトの存在のおかげで、再び自分のやるべきことに向き合うことができるようになりました。

不思議なことに、ここに挙げた例に限らず自分のために周りがしてくださったことは、どんなに小さなことでも覚えているものです。自分を支えてくださっている方々がこんなにもいらっしゃることを嬉しく感じると同時に、「応援される人・チーム」とはこうした行動の積み重ねで作られるのであると考えました。

「応援される存在になる」ということを目標に掲げることは珍しいことではありませんが、一般的にこれは対チーム外に向けてのものであることが多いと感じます。しかし、これを達成するためには、まずはチーム内で互いの話に耳を傾け、互いを受け入れ合い、そしていかなる時でも互いを応援しすることが必要なのではないでしょうか。

先の例で挙げれば、自分が苦しい時に支えてくださった方の活躍はとても嬉しいですし、全力で応援できるものです。自分の課題に向き合い、また強みを伸ばそうとしている真摯な姿も人の心を動かすかもしれません。当然のことながら、仲間である以上、全員が仲間にエールは送っていることと思います。ただ、そこにチームメイトだからこそ築ける関係性、頂ける恩、見ることが出来る姿からくる熱い気持ちが加わればより大きな力を生み出せると感じております。だからこそ、普段の練習から一人一人が応援される存在になれるよう、バレーに仲間にそして自分に対して誠実であることが必要なのだと思います。このように書いてはおりますが、私自身は周りの方からいつも助けてもらうばかりで、応援「される」側には回れていないと痛感しております。まずは、自分がしてもらった嬉しかったことを今度は他の方に還元するところから始めたいと思います。

いよいよ2週間後に春リーグが始まります。皆様からの応援がより不可欠になるこの時期こそ、まずはチーム内で1人1人がプレー以外の面でも自分がチームにできることを探して実行することの重要性を感じます。自分のことに精一杯になりがちでありますが、「応援される」ことにも目を向けて毎日の練習、そして一戦一戦に挑んでまいります。

「常笑・常昇・常勝」の「常勝」だけは、試合でしか達成することができません。Team2023で行う初の公式戦、初戦から総力をかけて戦い、リーグを通して常勝していきたいと思っております。

4月も終わりに近づき、徐々に暑い日も増えてくるかと思いますのでくれぐれもご自愛ください。

長文、乱文大変失礼いたしました。

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