日頃よりお世話になっております。
経済学部2年の中島昊です。
暑さが日ごとに加わる今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか。
私たちは楽しい夏休みを迎えるために最大の関門である期末試験に挑んでいます。
「3274時間」
これは私たちが今年の全日本インカレ1回戦を迎えるまでに残された、おおよその時間です。
これまで私は漠然と時間は無限ではなく有限であると認識しつつも、その意味について深く考える機会はあまりありませんでした。
しかし時間は意識せずとも浪費できてしまうからこそ、「有限である」と強く意識して行動することで得られる経験の質は大きく変わってきます。
「人間が持つ資産の中で最も価値が高いものは時間だ」という人がいます。お金や能力などの資産はやり方次第で増やせても時間は必ず誰にとっても有限であるからです。
ところでみなさんは「一期一会」という言葉をご存知でしょうか。これは茶道から生まれた言葉で、千利休の弟子である山上宗二が書き残した「山上宗二記」の中に次のような印象的な一節があります。
「常の茶の湯なりとも路地へ入るより出るまで、一期に一度の会のやうに,亭主を敬畏すべし。
世間雑用無用なり。」
これはたとえ普段通りのお茶会であっても茶室に入ってから用事を終えてそこを出るまでの間は「これが人生でだった一度きりの会である」という覚悟を持ち茶会の主催者に敬意を表すべきだ。さらに茶室の中では世間話や日常の話題、仕事の用事などを持ち込んではならないという意味だそうです。
この教えは現代に生きる私たちがいつも会っているメンバーだからと雑にせず、二度と繰り返されない一度きりの時間として、日々の練習を大切に過ごす必要性を教えてくれます。
現代のようにコスパやタイパのような効率を求めて多くのことを詰め込むのではなく、目の前の一つの物事に対して自分の感覚や思考を集中させることを表しており、今の私たちにとって非常に大切な考え方です。
今年のチームで過ごせる時間はあと3274時間ですが、全員が集まってバレーボールができる時間と考えるとあとどのくらい残されているののでしょうか。
1日3時間、週6回と考えるとおよそ345時間になります。
この時間を多いか少ないか感じるかは人それぞれですが、この時間を「一期一会」の如く大切に積み上げることができれば、結果は必ずより良いものに繋がります。
私たちはこれから長い夏休みに入り多くの経験をすることになります。しかしそんな貴重な機会も多くの時間があるからといって1日1日を大切に過ごせなければ、夏はあっという間に終わってしまいます。
この夏は「一期一会」の精神で毎日を大切に過ごし、チームとして、さらに個人として大きく飛躍できるよう精進して参ります。
乱文失礼いたしました。