日頃よりお世話になっております。経済学部1年の江見謙蔵です。7月に入り本格的な暑さが続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私が4月1日に入部してから早くも3ヶ月が経ち、チームとしては前半戦を終えました。一部昇格、早慶戦優勝などとても輝かしい結果が多く、同期の勝又(経1)と「とんでもなく強い代に入部してしまったな」と早慶戦後に笑顔で話したのを覚えています。
現在私は練習には入っているものの、試合になるとベンチ外から応援をしています。選手として慶應のユニフォームを着て共に戦いたいという気持ちは常に心の中にあります。しかしこのコートの外という立場だからこそ、バレーボールにおいて本当に重要なことに気がつきました。
それが「声」が持つ、チームの壁を壊す力です。
大学に入って初めてのリーグ戦と早慶戦を経験し、声は私が思っている以上の力を持っていることを実感しました。もちろんコートに立っている選手はお互いに声を掛け合っています。しかし苦しいラリーの最中にコート外から届く一本の声。戦術的なアドバイス、または「切り替えよう」や「まだいける」という気持ちを支える声。それがコート内の6人の背中を押し勝利へと導くことがあります。
私にとっての初めてのリーグ戦応援となった国際武道大学戦ではこのコート外からの声が全く足りませんでした。ずるずると重苦しい雰囲気がコート内を漂い結果的に初戦から黒星という厳しい開幕戦となったのを覚えています。しかし試合を重ねるたびにどのような声がコート内に前向きな力を与えられるかが分かっていきました。我ながら一部昇格という結果が出たのは少しは私たちの応援の声の力もあったと思いますし、もしベスト応援賞が存在したならば慶應大学がその賞を勝ち取っていたと自信をもって言えます。
しかし、このように声の大切さを頭では理解している一方で、私自身には大きな課題があります。それは、練習の中でいざ自分がコートに入ってプレーするとなると、目の前のプレーに集中するあまり、周りが見えなくなって声が出なくなってしまうことです。
コートの外から声の価値を誰よりも実感しているからこそ、自分がプレーする時も、ただ必死になるだけでなく、周りを活かしチームを鼓舞する声を掛け続けられる選手にならなければならないと痛感しています。
これから始まる夏の強化期間はチーム全員にとって過酷な試練の連続です。身体も心も限界を超え、声が小さくなる日が来るでしょう。そのような時こそ私自身が「プレー中に声を出し続ける」という課題から逃げずに挑戦し、チーム全員で声を掛け合い、しぶとく成長し今までの自分を超えられる夏にしたいと考えております。
乱文失礼いたしました。