男子

睡眠導入

法学部法律学科2年  山田 香凜

日頃よりお世話になっております。
法学部法律学科2年、渉外副務の山田香凜です。
9月に入り、肌寒く感じる日も増えてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
秋季リーグ戦もいよいよ開幕し、日吉記念館で行われた早稲田戦、駒澤戦では、本塾バレー部の勝利には届かなかったものの、会場は大きな盛り上がりを見せました。

この活動日誌を書いている現在は、ちょうど秋季リーグ第3日目、明治戦の前日です。明日の試合を控え、選手たちはそれぞれ最後の調整を行っている頃でしょう。
そこで今回は、「大事な日の前日」の過ごし方について綴らせていただきます。

大事な日の前日、緊張して眠れなくなったことはありませんか。

試合や試験、面接など、明日に備えて早く寝た方がいいと分かっているのに、さまざまなことを考えてしまい、なかなか眠れない。そうしているうちに朝になり、すっきりしないまま本番のコンディションまで悪くなってしまう。そんな経験をしたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

私は比較的寝つきが良いほうなのですが、中学生の頃、高校受験を控えていた時期には、かなり先のことまで考えて不安になり、なかなか眠れない日が続いていました。かなりのペースで金縛りにあったり、模試の前日に不安から夜遅くまで勉強した結果、テスト中に眠くなってしまったり……。ちなみに、その模試の結果は散々で、もともと足りていなかった判定をさらに下げ、母と塾の講師の方を震え上がらせました。

さすがにこれではいけないと思った私は、そこから少しずつ考え方を改めるようになりました。自分の目的をしっかりと捉え、そのために何が必要なのか、そして「今の自分には何ができるのか」を、長期的な目線と短期的な目線の両方から考えるようにしたのです。そんな中で出会ったのが、ファッションデザイナー、Hubert de Givenchyの言葉でした。

“Life is like a book: one has to know when to turn the page.”

「人生は本のようなもので、いつページをめくるべきかを知らなければならない」という言葉です。

私はこの言葉を知ってから、眠りにつく瞬間を「今日読める最後の一行」だと考えるようにしてみました。そうすると、明日のページは今日のうちにめくることができません。不安に駆られながら眠れずにいる時間は、まだ読むことのできないページを何とか覗こうとしているようなもので、結局は本の余白をただ見つめ続けているだけの勿体無い時間ということになってしまいます。

試合で勝てるのか、試験でどんな問題が出るのか、面接で何を聞かれるのか。今の自分にはまだ分からないことだからこそ、できることにも限りがあります。だからこそ、明日のページを想像し続けるのではなく、まずは今日のページをきちんと読み終え、安らかに本を閉じることが大切なのだと思いました。

そう考えるようになってからは、「早く寝なきゃ」と焦るのではなく、「今日できることはもうやった。あとは明日の自分に任せよう」と、少し肩の力を抜いて眠れるようになりました。

もし緊張や不安で大事な日の前日に眠れなくなってしまう方がいらっしゃいましたら、よかったらこの考え方を参考にしてみてください。

どうせなら、自分の人生を描いた本には、素敵な結末を迎えてほしいものです。そのためにも、まだ読むことのできない明日のページを心配し続けるのではなく、今開いているページで、自分にできることを一つ一つ丁寧にこなしていきたいと思います。

乱文失礼いたしました。

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