男子

平常心是道

経済学部1年  鈴木 順平

日頃よりお世話になっております。経済学部1年の鈴木順平です。

近頃急激に気温が上がり暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は大学生として初めての学期末試験に向け涼しい部屋で机に向かい日々惰性と格闘しております。

さて、今回は私の母校である世田谷学園についてお話ししたいと思います。世田谷学園はその前身が鎌倉時代に創立された歴史ある曹洞宗の学校であり、坐禅を組んだり、大本山永平寺や總持寺で修行をするなどして、多くの仏教の考え方を学んできました。
その中で特に心を惹かれたのは校内の柔道場に掛けられていた「平常心是道(びょうじょうしんこれどう)」という言葉でした。この言葉は「日々のありのままの自然な心、飾り気のない日常の心構えこそが悟りそのものである」という意味で、特別な何かを求めず、今をそのまま生きることの大切さを説いています。
高校生の私は自分がその時どんな感情であったとしても、無理に冷静さを保つのではなく感情を理解した上で今やるべきことに集中すると解釈しました。以来、私はこの言葉を大事にしており、特に受験期は心身ともに不安定にならずに常に頑張ることができました。

今回なぜこのような話をしたかというと、大学入学後に似たような考えを教わる機会があったからです。
バレー部では定期的にスポーツドクターの辻秀一先生をお招きしてメンタルトレーニングを行なっております。その際先生は「今、ここ、自分」という言葉を口にしていて、過去の失敗や未来の心配を手放し現在に集中し、目の前の1つのことに目を向け、他人の目や結果など自分でコントロールできないことではなく自分の行動や心に意識を向けられるようにすべきだとおっしゃっています。
この考えを初めて聞いた時「平常心是道」と非常に似ていると感じたと同時に自分が大切にしてきた考えを専門家も言っていて間違っていなかったのだなと思い非常に嬉しかったです。

これから続く体育会生活はきっと楽しい以外の辛い感情を持つ時が多くなると思います。その度に私は「平常心是道」の教えを思い出し、その一瞬一瞬を悔いの残らないものにしていきたいと思います。

乱文失礼いたしました。

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