男子

積み上げてきたもの

総合政策学部卒業生  大槻 晟己

こんにちは。
副将の大槻晟己(総合政策学部3年)です。

朝晩の冷えを感じる季節になって参りました。長かった夏休みも終わりを迎え、今週から秋学期の授業がスタートしています。

さて、今回の活動日誌では先週末の敗北について、私なりの考えを書きたいと思います。

10月2日日曜日、私たち体育会バレーボール部は国士舘大学との試合で秋リーグ初めての黒星をつけることとなりました。「全勝優勝」での「一部復帰」を掲げていた私たちにとって、非常に悔しく、意味の大きい敗北です。

この日誌を執筆しているのは10月2日。負けた当日の夜です。

「あのプレーが成功していたら…」「別の判断をしていれば…」と、それぞれの部員が試合のワンシーンを思い出している頃ではないでしょうか。かく言う私も、自分の声かけはベストだったのか、与えられた出場機会でもっと活躍できたのではないか、とどうしても考えてしまいます。

しかし結果は結果であり、もう誰にも変えることはできません。今やるべきことは「二部優勝」、そして「一部復帰」を目標として掲げ直すことでしょう。

ここからが重要なのですが、部員の皆に注目して欲しいのは、「自力での二部優勝」が未だ可能であるという点です。現在、リーグにおいて全てのチームが一試合以上敗北しており、かつ敗北数が並んでいる青山学院大学とは今後対戦することができます。つまり、これからの全ての試合で勝利を収めれば、必ず優勝できるということです。

一敗したとしても自力優勝ができるという状況に持ち込めたのは、これまで勝利を積み重ねてきたからに他なりません。チームの連携が噛み合わず、苦しい展開を強いられる試合もありました。チームの調子が上がらず、不安な試合もありました。それでも耐え忍び、堅実に勝利を重ねてきた結果、今の状況があるのです。

国士舘戦の敗北で全てを失ってしまったように感じている部員もいるかもしれませんが、そんなことはありません。今まで積み上げてきた戦績と経験があるからこそ、負けたとしても「二部優勝」と「一部復帰」が狙える場所にいます。「自分のせいで負けてしまった」と落ち込んでいる部員がいれば、「お前がいたから勝てた試合があった」と声を大にして言いたいと思います。

長くなりましたが、とにかく私が部員の皆に伝えたかったことは、

『前向きにバレーボールをしよう』

ということです。

秋リーグも残り少し。

まずは「一部復帰」を果たす入れ替え戦のその日まで、全力で一緒に駆け抜けましょう。

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