お世話になっております。
商学部3年の平山です。
2025年が早くも1ヶ月が経とうとしています。それは同時に、バレーボールをする期間が残り10ヶ月であると言う事を意味しております。
人生の約半分を共にしたバレーボール生活を有終の美で飾るべく結果にもこだわりつつ、バレーボールを通じて出会った仲間に感謝を伝え、バレーボールを通じて得た考え方や価値観に更に磨きをかけるラストイヤーにしたいです。
そして早速、自身の考え方に磨きをかける出来事がありました。
以前、幼稚園以来の親友とドライブしておりました。幼小中高と共に過ごした親友ですので世間話や恋愛の話を経て、人生について話す事が多くなりました。いくつかテーマがあるのですが今回は2人で話した「人生の判断軸」をテーマにしたいと思います。
「かずのしんの人生の判断軸ってなんなん?」
と聞かれた時、それまで考えもしなかった事でしたので、即答できませんでした。その日中に答えを見つける事はできなかったのですが、これをきっかけに、ことのほか深く考えてみました。(ちなみに親友の判断軸は「自分なりの正解を見つける」です。さすが私の親友と言ったところです。)
結論から申しますと、私は「自分が納得するかどうか」という判断軸の基で行動していると気づきました。たいそうな事を申しておりますが、この軸で動き出したのはつい最近です。
それは3年時の秋季リーグ、立正大学戦でした。その日はベンチ入りし、これまで磨いてきたサーブをお見舞いし活躍してやろうと意気込んでおりました。そしてチャンスは転がり込み、サーブポジションについた瞬間「このコートに長くいたい」という思いが芽生え私の思考を蝕みました。そのまま私は何の変哲もないサーブを打ち、相手に難なくサイドアウトを取られコートを後にしたのを鮮明に記憶しております。次週、私はベンチから外れ上で応援しておりました。
曲がりなりにも大学4年間をバレーボールに捧げると決めた人間ですから、この事について皆さんが思っているより真剣に考え悔やみました。
まだチャンスを最大限に活かせるベンチメンバーへの羨望、保身に走り攻めきれなかった自分への怒り、チャンスを掴みきれなかった後悔、数々の思考が錯綜し煮え切らない日々を過ごしていました。
ここで私の思考をクリアに、そして次に向かわせてくれたのは同期の存在でした。彼らから学んだ事は「納得するまでやる姿勢」です。
(以下、同期愛に満ちています)
一木は常に最悪の事態を想定し、チームの為にと使わない可能性が高いデータまでも用意しています。
プレイヤーである入来、久保田、山木、山元は自分のプレーが納得いかないと自主練習に精を出し、或いはロールモデルとなる選手の動画を見漁る、或いはその日の自分のプレー動画を見返し復習しています。これは同期と長くいる私だから気づく事のできた一面です。
河村は寝る間も惜しみ関係者への渉外としての職務を全うしています。
彼らに共通して見て取れたのは「納得するまでやる」という姿勢でした。傷心している時に見る彼らの姿は、いつも私に刺激を与えます。今回そんな彼らの姿勢を見て「俺は納得できる道を選んでるのか」と自分に鞭打つ事ができました。
立正大学戦の私の感情は「後悔」であり、それに付随するのは「納得感の欠如」だと考えています。
例え結果が付いて来なくても、自分が納得してさえいれば後悔はしてなかったと思います。周りの人間から見れば所詮他人事ですので自分が傷つくような言葉をかけてくる時もありますが、周りから何と言われようが、別に本当にどうでも良いのです、自分が納得さえしていれば。納得していないならば、私がそうだったように、その現状に気づかされる心無い態度や言葉に敏感になってしまうのです。これを機に「自分が納得する決断」を選択するようになりました。
長くなってしまいましたが、結論は、私の人生の判断軸は「自分が納得できるかどうか」です。
となると、やはり最後引退する時は「納得するまでやり切った」と胸を張って言いたいです。
チームの為にやり切るというのも大変立派ですが、少しぐらいエゴを出し、自分の名誉のためにやりきるという気持ちも絶対に大事です。もちろん、他人とチームに迷惑をかけない程度にですが。
自分のために、そしてそれが結果的にチームの為になるように、納得するまでやり切ります。
これからも変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
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