男子

スポーツも知識が大事

法学部政治学科卒業生  西山 誠一郎

残寒の候、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。新チームでの練習で、部員の少なさにまだ違和感がするこの頃です。
私は新チームになってから、練習前と練習後にいつも同期の大槻(総2)とボールを使って遊んだり、稽古をつけてもらったりしています。彼とボールゲームをしていて感じることがあります。それは対戦相手の大槻よりも疲れるということです。彼は小学校の頃からバレーボールを始めて、技術が熟練されています。一方で私は高校からバレーボールを始めたため、動きはぎこちないです。そのため大槻に教えを乞いているのですが、そこで教わることは、自分が知らなかったことや、勘違いしていたことばかりで、「そうやって体を使うのか、そんな技術があったのか」と感心することが多いです。
教わった技術を用いて、次の日にボールゲームをすると、明らかに体力の消費が軽減されて楽に戦えるようになり、ボールも上手くコントロールできるようになりました。こんなに上手くいくものかと感動した一方で、まだまだ失敗することもあり、技術を使いこなすまでには時間がかかりそうです。
改めて振り返ってみると、小さい頃からバレーボールをしている人は、こういったことを指導者から教わり、経験を積んでいく中で自然にできるようになってきたのだと感じました。したがって、経験者はどのように体を使うと、上手くボールに力が伝えられるのか知っていて、それが無意識のうちにできる状態にあるのだと思います。つまり、バレーボールに限らず、スポーツ全般において、上手な人というのは、技術という体の合理的な使い方の知識を多く持っていて、それができる人ということになります。
以上から勉学に限らず、スポーツでも知識が重要であることが分かります。私もたくさんの知識を吸収して、技術の習得に向けて励んで参ります。
余寒厳しき折、皆様方のご健康を心よりお祈り申し上げます。

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