男子

こだわりの夏に

商学部4年  今田 敏貴

平素よりお世話になっております。
商学部3年、本年度主務の今田敏貴でございます。

夏の猛暑を耐え抜いたかと思えば、まだ湿気が多く心地良いとは言えない日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

表題にもある通り、この夏は慶應バレー部にとって「こだわりの夏」だったと感じます。
大きく分けて2つの「こだわり」についてお話しさせていただきます。

慶應バレー部の夏休み(夏練習)は、早慶戦のほとぼりが冷めぬ中始まりました。

ここで1つ目のこだわりが、夏全体の計画です。秋リーグで一部に上がること、また、全日本インカレで日本一を獲るための夏休みの計画を立てる段階で「合宿を行わないこと」となりました。
「夏=合宿」を連想するほど当たり前だと思っていたことでしたが、主に星谷監督のこだわりの下、合宿は無しでそれを超える有意義な夏休みの計画を立てる必要がありました。
メインテーマとして、基礎力アップを掲げて検討し、ビーチバレーやサーキットトレーニング等からはじまり後半に練習試合を持ってきました。
練習試合は、一試合ずつしっかりと反芻出来るように組むことで、ただ試合数をこなすことが無いようにしました。天候や感染症予防によって完璧に実行する事が出来なかったものの、確実に効果があったと感じています。

なぜなら、2つ目のこだわりが生まれたからです。それは、各個人の中でのこだわりです。流れるように過ぎる日々の中で、1人1人が毎日こだわりを持って練習に励んでいます。
練習や自主練でボールを拾いながら選手達を観察しているととても実感しました。
例えばセッターのトス練習では、全員が正セッターの真似をする訳ではなく、自分なりの強みを活かして、自分の弱みを克服するように練習していました。他にも会話する中で各自の課題を認識して、それに取り組んでいることは明らかでした。

最初は合宿がない事に不安があった夏でしたが、一部復帰、日本一を掲げる上で土台となる夏になりました。

最後に2点私事ですが、ワクワクする出来事がありましたので、皆様に共有させていただきたいです。

まず、慶應義塾高校の国体本戦出場です。多くのメディアでは、習志野高校率いる千葉県を取り上げていたにも関わらず、慶應義塾高校はそのチームに勝って国体本戦出場を成し遂げました。そんな「怖いもの無し」の塾高バレー部のことを心から応援していますし、自分達も頑張らなきゃと思わされます。夜中勉強しながらリベロで出場していた弟には脱帽ですし、もし正リベロでは無くなったとしても、この熱量を絶やさないで欲しいです。

次に、慶應義塾体育会陸上部長距離部門の箱根駅伝プロジェクトです。昔から箱根駅伝を見ていて憧れがありましたが、ここ数年で慶應義塾大学も箱根駅伝出場の為に制度を整えていると噂で聞いていました。そしてついにクラウドファンディングによるプロジェクトが開始されたとの事で、結果は分からないですが、いつか慶應が箱根駅伝で走る姿を見たいなと心躍らせております。

長くなってしましましたが、引き続き塾バレーボール部へのご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

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