男子

トレーニング

商学部卒業生  三ツ井 梨々香

日頃よりお世話になっております。 商学部3年の三ッ井梨々香です。

1ヶ月半を会堂にて汗だくで過ごした昨夏を振り返ると、涼しい空調の中で練習ができる日吉記念館の快適さを身に染みて感じております。夏の暑さはまだまだ収まる気配がありませんが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、本日は現在行なっているトレーニングについてご紹介させていただきます。 大まかにサーキットトレーニングとアジリティトレーニングに分かれており、計4種類存在します。 詳しいメニューに関しては、長くなるため割愛いたしますが、どれもジムでは行えないような内容をメインに構成しております。練習の最後に取り入れているサーキットトレーニングは、4〜5種目を20秒ずつ連続して2周行 う体力的に激しいものとなっており、疲労困憊の選手にとっては地獄の時間とも言えるでしょう。そんな状態であっても、途中で投げ出さずに最後まで種目をやり遂げてくれる選手たちのおかげで、このトレーニングは継続できております。また、体幹が安定するようになったとの声を聞いたり、実際に逆立ちが出来る選手が増えるようになっている様子を見ると、トレーニングをやる意味があって良かったと実感できます。 アジリティトレーニングは、練習前のアップとして取り入れております。 バレーボールに欠かせないストップアンドゴーの動きを習得するために、先日から始めました。

およそ1年ほど前に星谷監督とお話しをしている中で、「バタフライ効果」という言葉をご教示いただきました。たとえわずかな変化であっても与えてみると、その後の結果に大きく影響するといった意味です。 トレーナーの仕事を幅広く行わせていただいている今感じることは、人の身体がいかに面白いか です。 一朝一夕では選手に効果が出ない内容ばかりではありますが、めげずに水を与え続け、ようやく芽が出る瞬間に立ち会える喜びは、同時に無駄ではなかったんだと安心でもあります。 これもまた星谷監督とのお話しの中で心得たものですが、「怪我をした選手は、怪我をする前以上に成長した姿で復帰してほしい」というものです。 必然的に体力や筋力が落ちてしまうリハビリ期間を有効活用し、毎日およそ3時間の練習に励む選手に負けない体づくりは、非常に困難なものです。しかし、それを実際に達成したのが1年の入来です。成長した姿で他の選手を圧倒するプレーを魅せる彼は、同時に可能性を教えてくれました。どんなことも成果が出るまでには時間がかかりますが、彼らのプレーに良い影響を与えられるよう、引き続き辛抱強く頑張ってまいります。

秋季リーグ戦まで残り2週間のカウントダウンが始まりました。一部復帰に向け、引き続きチーム一丸となって練習に励んでまいります。
引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。

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