男子

自己紹介

経済学部1年  林 賢治

皆様、初めまして。
今年度より慶應義塾体育会バレーボール部の一員になりました。慶應義塾ニューヨーク学院出身、経済学部1年の林賢治(はやしけんじ)と申します。この場を借りて自己紹介させていただきます。

私は高校1年生からバレーを始め、今年で競技歴は4年目となります。ポジションはOH(アウトサイドヒッター)を務めていました。しかしながら、ニューヨーク校に男子バレー部はなく、同好会すらありませんでした。従って公式試合の経験は一度もなく、完全な未経験者です。上述したポジションも体裁のいいものでしかありません。

私は、高校1年生の時に好きだった女の子がバレーをしていたのでバレーを始めました。当時は、丁度コロナウイルスによる自宅隔離が義務付けられていた時期でしたので、始めた当初は公園で1人ボールを触っていました。いつか隔離が解除された日に、その女の子とバレーができる時を心から楽しみにして練習していました。そして規制のあるなか学校生活が再開し、人数が少ない中バレー同好会を設立しました。残念ながら私の代では男子バレー部はできず、同好会による週1、2回の練習だけで私の残りの高校生活は幕を閉じました。

なぜ私がバレーサークルではなく体育会バレー部に入るのか。それは「反動」です。私は小学校と中学校では東京にある中華系の国際学校に通っていたのですが、実はその学校にも部活動がありませんでした。さらに、私は内部生ですので大学受験を経験していません。つまり、私は生涯で何か一つのことに真剣に取り組んだことがないのです。例えば、本気でバレーボールに取り組むとすると、毎日のひと時が常にバレーボールに直結します。食事、睡眠、自己メンテナンス、自己分析と改善、戦術の知識など、取り組めることは多岐に渡ります。他にも受験生であれば、生活の中心全てが勉強で、死に物狂いで受験に励むでしょう。しかし、私の人生はいい意味でも悪い意味でもずっとぬるいままでした。物事に本気で格闘した時に得られる達成感、あるいは悔しさすらまともに経験してこないまま育ちました。正直に告白すると、全力を出しきって失敗することをいつも恐れていました。だからいつも保険をかけて中途半端に生きてきました。受験に本気になることから逃げてニューヨーク校に入りましたし、既存の運動部で自分が活躍できなかったら嫌だから、ニューヨーク校では誰もやっていないバレーを始めて自分が一番になろうとしました。しかし、もう逃げません。自分にできること全てを成し遂げ、負けたら完全に自己責任という言い訳ができない世界で勝負したいです。だから体育会バレー部に入ります。全力で物事に取り組んでみたいからです。

私の身長は179cmで指高は226cmです。私が試合で活躍する未来があるとすれば、飛んでレシーブできる選手になるしかありません。部内で目指している選手は内田克弥さん(環4)や野口真幸さん(商2)です。偉大な先輩方から沢山学び、後悔のない4年間を過ごしたいです。
これから何卒よろしくお願いいたします。

乱文失礼いたしました。

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