女子 #日記

『勝負にこだわる』

理工学部卒業生  金子 奈津実

12月に入り本格的に冷え込む日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

理工学部4年の金子奈津実です。

先日行われた納会にて『勝負にこだわる』を目標に走り出したteam2022は無事終了しました。最後の主将挨拶を終え、本当に終わったんだなという実感が湧き上がったあの瞬間は一生忘れられない記憶です。

この4年間、本当に色んなことを経験させていただきました。特に最後の1年間は4年生として、他人に指摘する分自分には誰よりも厳しくという気持ちのもと、ばちばちに緊張感を張りつめて生きていました。今思えば張り詰めすぎでした。これを読んでいる後輩の皆さん、気軽にバレーを楽しんでください!

体育会バレーボール部で私が学んだことは、「チームのためを常に考え、行動すること」です。皆がコートに立ちたい。試合に出たい。試合に勝ちたい。そんな中で自分の願望を堪え、チームのために動く。当たり前のことのようで実際に行動に移すのはとても大変な事でした。

下級生の頃は先輩たちのサポートに回り、そもそもフロアに入らずギャラリーや屋外を永遠に走っていたこともありました。上級生になってからは自分のプレーだけに集中してはいられなくなり、同期や後輩とのコミュニケーションに苦労したことも一度や二度ではありません。何も考えずにバレーボールを楽しむのではなく、チームの一員として自分の役割を考え行動することの重要さ、それが報われた時の達成感を学ぶことが出来たのは、共に乗り越えてくれた同期や先輩後輩のおかげです。

主将になってからは部の方針等の決定をする場面が多くなりました。チームが勝つために取るべき選択はどちらか、ということを基準に考える。これは私が主将に拝命した際に自分に誓ったことの一つです。私のしてきた一つ一つの選択が正しかったのかは未だに分かりません。しかし、私たち4年生の最後の秋リーグ。3年間公式戦で負け続けた大学相手に勝利し、引退試合では2セット目中盤から逆転勝利を飾った時、4年間の努力が報われた。これで良かった。と思うことが出来ました。『勝負にこだわる』という目標を掲げ戦ってきた私たちにとってはこれ以上ない最高の終わり方でした。

このように私たちがバレーボールに打ち込めたのは、支えてくださった三田バレーボールクラブの皆様、土井監督をはじめとするスタッフの皆様のおかげです。4年間本当にありがとうございました。

そして、後輩のみんなへ。頼りない主将についてきてくれてありがとう。ギャグセンの高い後輩に囲まれて、幸せな4年生でした。これからもたくさん大変なことがあると思うけど、頑張って!

長くなりましたが、同期のみんなへ。本当に4年間ありがとう。山あり谷あり。喧嘩したようなしてないような。大学でバレーをしようと決めたことだけが一緒で、性格は驚く程バラバラな7人。ただ、1つでも多く試合に勝ちたいという思いだけは全員一致していて、全員でそのために駆け抜けられたことは私の大学生活1番の宝です。ちんちくりんで、全体で話すとかみ倒し、たまに勝手に突っ走る上に日本語が下手で伝え方もど下手な私と一緒に過ごして苦労したり嫌になったりしたことも沢山あったはず。それでも最後まで味方でいてくれて、一緒に戦ってくれて本当にありがとう。みんなのおかげで最高の4年間でした。これからもよろしく。

最後に、感謝の言葉で私の最後のブログを締めさせて頂きます。4年間バレーボールを通じて関わった全ての皆様、本当にありがとうございました。大学4年間を捧げたと言い切れる体育会バレーボール部に出会えて本当に幸せです。

今後とも体育会バレーボール部女子を何卒よろしくお願い致します。長文、乱文失礼致しました。

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