日頃よりお世話になっております。
経済学部2年の中島昊です。
秋風が心地よい季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
半袖のポロシャツでの通学も少し肌寒さを感じるようになってきました。
私は先日「汝、星のごとく」という映画を観ました。以前に原作の凪良ゆうさんの小説を愛読しており、映画化を非常に楽しみにしていたため、とても充実した時間を過ごすことができました。
⚠以後作品のネタバレを含みます。
この作品では瀬戸内の島で主人公である櫂と暁海が出会い心を通わせていきますが、さまざまな要因ですれ違い離れていきます。15年の月日を経て再会した彼らはまた心を通わせますが、その時には櫂は余命がわずかとなってしまっているという物語です。
この物語ではあの時こうしておけばもっとうまくいったのではという風に、何度か事態を好転させる機会があったように感じられます。しかしそんな時に主人公である櫂も暁海も良い選択をすることはできず、(この表現が正しいかはわかりませんが)間違い続けてしまいます。
しかしそんな間違いを続けたからこそ最後に櫂は「俺には暁海だったし、暁海には俺だった」と心の底から実感することができたのだと思います。間違い続け、遠回りをしたからこそ自分にとっての正解に確信を持てたのではないでしょうか。
さらにこの作品の主題歌を務めるRADWIMPSの「夕星-ゆうづつ-」にはとても印象的な一節があります。
“北へと歩み続ければいつか南に向くように
僕ら間違い続ければ出逢える光があるかな”
この言葉の通り人は誰しも正しい選択だけをし続けることはできません。時には間違いを重ねてしまうこともあります。しかしその間違いや遠回りを続けたからこそ出逢える発見や価値観もあります。できることなら間違いなどあまりしたくはないものですが、時には「間違い続けること」の中でしか得られない大切な答えもあるのかもしれません。
人生だけでなくバレーボールでも数々の失敗や間違い、成功や正解を繰り返しています。「これが間違っていたのならこれが正解だったのか」と気がつくことは往々にしてあります。しかしその気づきは一朝一夕で至るものではありません。全力でこれが正しいと信じて進んだ先で、初めて間違いだったことに気がつきます。大切なのはそれが間違いだったと気づくところまで真摯に向き合い、間違いを潔く認めて次の正解や成功に繋げることなのではないでしょうか。
もしかすると、今の私の取り組みや選択も後から振り返れば間違っているのかもしれません。それでも、その答えに辿り着くまでは目の前のことに全力で取り組み続けます。なるべく早く気がつきたいものですが…。
秋季リーグも残すところあと3戦と佳境を迎えていますが、現在塾バレー部は0勝8敗と厳しい現実に直面しています。これまで選んできた戦い方や取り組みの中には、多くの間違いや遠回りがあったのかもしれません。しかし、全力を尽くしたからこそ見えてきた課題や敗戦の悔しさを糧に、この先にある「初勝利」という最高の正解に辿り着くまで泥臭く駆け抜けて参ります。
乱文失礼しました。