女子 #日記

為すべきことを為す

経済学部1年  三穂野円花

日頃よりお世話になっております。

経済学部1年の三穂野円花です。

秋晴れの心地よい日差しに季節の変わり目を感じる今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

私はようやく3年間のブランクで抜けていた感覚を取り戻し、次のステップアップに向け日々練習をしています。私のポジションはリベロですが、最近はピンチサーバーとして出場する機会が増えてきました。私自身、バレーボールを始めたときからサーブを自分の武器として認識していたこともあり、出場する機会をいただけたときはとても嬉しく、やる気に充ち溢れていました。しかし、いざピンチサーバーとしてコートに立つと、練習で想定していたものとは比べものにならないほどの緊張と不安が押し寄せ、思うようにプレーが出来ませんでした。サーブをミスすればするほど、その前にとったサービスエースの存在など忘れ、不甲斐ない気持ちになり自分の体が何かに押しつぶされていくような感覚になりました。「サービスエースを取れないピンチサーバーに価値などない」そんな言葉が頭から離れず、自信がなくなっていきました。ただ監督やコーチにアドバイスいただき、ロングサーブという新たな可能性を発掘することで、少しずつ自信を取り戻すことが出来ました。

サーバーとして新たな可能性が見えてきたころ、リベロとしても新たなステップアップに挑戦していました。それはオーバーカットです。これまでは苦手意識から積極的に使うことがありませんでしたが、守備範囲を広げるという大きな目標を前に習得が不可欠であると感じました。守備を得意とする先輩方にアドバイスいただいたことで、ディグのオーバーカットは形になりつつありますが、問題はサーブレシーブのオーバーカットです。スパイクに比べサーブは球威が落ちるため、ディグの様に弾くのではなくボールを少し持つような感覚で上げなければいけません。タイミングや力加減、レシーブ位置などが難しく、苦戦しています。

オーバーカットに苦戦すると同時にサーブも迷走期に突入してしまい、どちらも不十分なまま秋リーグが開戦してしまいました。そんな中、焦る私の頭に浮かんだのはタスクフォーカスという言葉です。私が抱えている様々な課題の中で、今このタイミングで最も集中すべきタスクは何なのか、それを考えてみました。現時点でスタメンのリベロとして入る実力がない私に、サーブレシーブのオーバーカットは今すぐにクリアすべき課題ではない。長時間プレーし続けるための体力づくりも最優先タスクではない。このように削っていった先に残るのはやはりサーブでした。

現時点で一番私がチームの勝利に貢献できるのは、リーグ中に何回あるかもわからないピンチサーバーとしての力量だと思いました。今自分がすべきことがクリアになったおかげで、練習中様々な方向に散っていた意識がサーブに集中したことで、以前よりも数段深く自分のサーブに向き合うことが出来ました。それにより今までないがしろにしていた、サーブを打つ位置やサーブトス、打点、腕の振り抜き方、スイングの速さまで意識することができ多くの課題点が見つかりました。サーブという1アクションに対する解像度が上がったことで、フォームの標準化が難しくなり、新たな壁にぶつかりました。

今はまだその壁を乗り越え途中ですが、ここで以前のように落ち込んでいても何も変わりません。誰かが私の体を操って良いサーブを打てるようにしてくれるわけでもなければ、ただ時間が経つのを待てば良いサーブが打てるようになるなんてこともありません。サーブを打つのが私自身である限り、私がコートに立つ意味を、私だけの価値を見出せるのも自分しかいません。

秋リーグが始まりこの先どれだけ自分に出番が回ってくるのかはわかりませんが、いま私が為すべきことを為す、それだけを考え残りの試合に挑み続けます。

長文乱文失礼いたしました。

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