日頃よりお世話になっております。
法学部1年、アナリストを務めさせていただいております、石原猛と申します。
3月に入り、ここ1週間は寒暖差の激しい日々が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。私といたしましては、刻一刻と迫る後期の学業成績発表のことが頭から離れず、日々謎の緊張感が増しております。
先日私は学連主催のリーダー研修会に参加してまいりました。当日の登壇者は早慶戦という伝統の舞台で我々が対峙する早稲田大学の松井先生をはじめ、日本バレーボール協会や関東学連、UNIVASなどに所属されている普段お話を聞く機会がない方々ばかりで、非常に有意義な1日となりました。その中での私の個人的な学びをこの活動日誌を通して共有させていただきます。
それは、「バレーボールはメジャースポーツではない」ということです。私を含め、塾バレー部の部員は幼少期から、はたまたそれぞれの中高時代から、バレーボールは身近な存在であったと思います。そしてそれぞれ全国大会や早慶戦という舞台を経験し、また国際大会での盛り上がりを目の当たりにし、バレーボールの最もアツい瞬間を目撃しているかと思います。しかし、それはとても小さな世界であるということに改めて気付かされました。今回のリーダー研修会の登壇者の一人で、日本サッカー協会にかつて所属されていた方が、サッカー界の話とともにこの気づきを与えてくださいました。
知らない方に少しだけ説明させていただきますと、日本サッカー協会(JFA)にはJFA2005年宣言というものがあります。これは日本のサッカーを盛り上げるために「DREAM 夢があるから強くなれる」というスローガンの基、2050年までに
①日本のサッカーファミリーが1000万人に達すること
②2050年のW杯を日本が開催し、そこで日本が優勝すること
という二つの定量目標を掲げたものです。そしてこれらを達成するプロセスとして育成年代の指導者の育成に力をいれ、指導者ライセンス制度の制定などの取り組みが行われました。結果として、男子は現在世界ランキング15位、女子は2011年に一度W杯優勝を成し遂げるという成果が出ています。またサッカーのW杯は4年に1度の祭典として、1試合平均60,000人を動員し、世界中から注目を集めます。
一方バレーボールはどうでしょうか。記憶に新しいパリオリンピックの日本対イタリアは全競技を通して最高視聴率を記録し、今年から完全プロリーグ化を目指したSVリーグが始まりました。しかし、昨シーズンまでプロリーグは存在せず、東京オリンピック以前は日本で国際大会を主催しても観客はまばらな現状が続いていました。ここ数年の日本でのバレーボール人気は、主に現在の日本代表によるものだと推察されますが、これを維持継続するには良い指導者の下で良い選手が育つことが必要です。それとは裏腹に、中学高校の部活動、さらには大学の体育会系部活においても指導者不在のバレーボールチームは残念ながら多々見られます。サッカーのような細かい指導者育成が行われていないバレーボールでは、指導者がいること自体が恵まれている環境だとすら言えるでしょう。こうした環境に感謝して最大限に活用し、日々鍛錬を積み重ねてバレーボールと向き合うことが必要であると今回の研修会を通して痛感しました。
最後に春リーグ開幕まで残り約1ヶ月となりました。日々記念館に通い、チーム全員で練習に励んでいる我々ですが、チーム山元が掲げる一部復帰という目標を達成するにはまだ鍛錬が必要です。3月はSprout Campをはじめ他大学さんとの貴重な練習試合の機会も組まれています。この1ヶ月を通してさらに成長した状態で春リーグを迎えられるようチーム山元は邁進してまいります。これからもご支援ご声援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
乱文失礼いたしました。
当サイトは、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。
推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。
セキュリティを向上させるため、またウェブサイトを快適に閲覧するため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。
このままご覧いただく方は、「閉じる」ボタンをクリックしてください。