女子 #日記

「挑戦者」であること

看護医療学部2年  中村 日南

平素よりお世話になっております。
日増しに暖かくなり、満開の桜を楽しむ心躍る季節となりましたが、皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

看護医療学部1年の中村日南です。

3月吉日、あいにくの雨の中ではありましたが、卒業式が無事執り行われました。4年生の皆様、ご卒業おめでとうございます。先輩方の晴れ姿を拝見し、その素敵なお姿に憧れを抱くとともに、自分が来月には後輩を迎える立場になる、いうことに身が引き締まる思いです。4月から、また新たな心持ちでバレーボールに、また学業に取り組んでいく所存です。

さて、先日野球の世界大会である、ワールドベースボールクラシック(WBC)が行われ、日本は見事優勝を果たしました。各国を代表する選手たちが心から楽しそうに、必死にプレーしている姿は感動的であり、改めてスポーツは国境を越える素晴らしいものだと強く感じ、嬉しくなりました。

その日本チームの中でも結果を出し続けた選手もいれば、なかなか調子が上がらない選手もいました。世界の一流選手でもやはり一度スランプになると、そこから復活するのは大変なことでした。

競技は違いますが、バレーボールもまた、メンタルや流れの影響が大きいスポーツであると言われます。

自身にとっても、メンタルのコントロールすることは大きな課題の1つです。

先日行われた柿崎合宿でも、その課題が現れました。9月に入部した私にとって初めての合宿、格上のチームが集まる中、ウィングスパイカーとして得点を決めきることがなかなかできず、焦りを深めていきました。普段通りやっているつもりなのに、全然決まらない、次こそ絶対決めないと、せっかく自分にトスを上げてもらっているのに、チームに申し訳ない…。どんどん自分を追い込んでいました。そうなると、簡単なプレーですらミスを繰り返すことになります。

そんな時、同期や先輩から「すごい肩上がってるねーって思いながら見てる!」と、ちょっとくすっと笑いながら言っていただけて、ハッとしました。自分がいかに客観的視点を忘れて自分に入り込んでいたか、ということに気付いたのです。

いつも通りやっていると思っていたけれど、相当に力が入っていたこと、「肩が上がる」という形で、普段と違うことをしてしまっていたこと、それを直せば良いのだということが腑に落ち、落ち着くことができました。

“勝ちたい”ではなく「勝たなければならない」
”決めたい“ではなく「決めなければならない」

そう思うことで、どんどん積極的な姿勢を失い、受け身になっていき、普段通りのプレーが出来なくなっていたのです。

チーム全体でも、どんな相手にも左右されないよう「挑戦者精神」という言葉を軸においてプレーをしようと掲げています。相手に対して「挑戦する」と同時に、自分自身にも常に「挑戦し続ける」ということで、自分の限界が引き上げられていくのだと思います。

メンタルを整えることは難しいことではありますが、普段の練習から、受け身にならず、試合で使うイメージをもって積極的に仕掛ける姿勢を持つこと、自分の最大限できる良いプレーのイメージを明確にし、そこに技術とメンタルを合わせるトレーニングをしていくこと、調子が悪い時には、理想との差がどこにあるのか、ビデオなども積極的に利用して客観的に振り返り具体的に修正する、ということを繰り返していきたいと思います。

WBCの決勝戦、最後のピッチャーとして大変プレッシャーがかかる場面で登板した大谷翔平選手は、後のインタビューで、マウンドに上がった時点でこれは自分が勝つと確信していたと語っています。

登板する前から優勝するイメージがすでに大谷選手の頭の中ではできていたのです。その裏付けになっているのは、そこに至るまでの技術的、メンタル的トレーニングの積み重ねでしょう。

競技も、ステージももちろん違いますが、私も、自信の持てるような練習を積み重ねること、そして、真剣な中にも笑顔を忘れないことを意識し、スポーツの楽しさ、を存分に表現していけるプレーヤーになりたいと改めて思いました。

春季リーグ戦まで残り少なくなってきておりますが、部員一同、3部への昇格に向け日々尽力して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

また、SNSでは新歓活動をしております!部員の日常やどのように活動を行っているか等定期的に更新しておりますので、少しでも興味のある方は、ぜひご覧ください。プレイヤー、マネージャー共に大募集中です!部員一同お待ちしております。

季節の変わり目で体調を崩しやすくなりますので、皆様どうかお体に気をつけてお過ごしください。

長文、乱文失礼いたしました。

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