女子 お知らせ

【戦評】春季リーグ女子3部Bグループ 第4日 vs育英短期大学

日頃よりお世話になっております。

5月1日に行われました、春季リーグ女子3部Bブロック育英短期大学との試合結果をご報告いたします。

 

5月1日

  • 慶應義塾大学 0-3 育英短期大学○

 

 【先発選手】

 

WS :岡澤(文3)ー 倉員(里)(商4)

OP :金子 (理4)

MB:榎本(政3)ー 宮崎(文2)

S    : 光嶋(法3)

Li :石田(商2)

 

【控え選手】

松井(政4)黒木(経4)井辺(商3) 高橋(政3)宮里(政2) 倉員(未)(商1) 西村(商1)

 

【試合内容】

育英短期大学は、攻撃力に長けているチームと言える。トスが乱れてもしっかり打ち切ってくるのが彼らの特徴だ。3部上位リーグ進出に向けては絶対に落とせない試合だったが、最終盤で相手に押し負けてしまった。

【写真つき試合結果はこちら】

https://keiovb.com/match-info/3357/

 

【第1セット】

WS倉員(里)のサーブで試合がスタート。相手のサーブレシーブが乱れ、2段スパイクとなるがしっかり打ち切られ、初めての得点を奪われる。続くラリーでは、L石田のナイスサーブレシーブを含め、WS岡澤がしっかりと打ち切って慶應の得点となる。MB宮崎のサーブで始まったラリーでは、鋭いスパイクに対するナイスレシーブもでたもののミスが出て失点。また、相手のサービスエース、ブロックポイントによる3連続失点。1-4とする。しかし、MB榎本の相手のブロックを打ち抜くスパイクで1点取り返す。S光嶋のサーブは相手を乱すものの最終的に、育英のブロックを使った攻撃でこのラリーを落とす。その後慶應は、岡澤の高い打点からのスパイクで1点を取り返し、3-6とする。OP金子のナイススパイクで相手を乱すも、相手のネットにかかった後、コートに落ちたボールに対応できず3-7と点差を広げられる。続く長いラリーの中でLi石田のナイスレシーブなどもあったが、慶應の繋ぎミスやブロックアウトで2連続失点。そのあとの岡澤のクロスのサイドライン側へのスパイクがきまり、1点を取り返す。岡澤のサーブで始まったラリーは、石田の2段トスを打ち込んだ金子のスパイクやインナーへの倉員のスパイクで相手が乱れるが、相手のカットがダイレクトでネットインとなり繋ぎ切れずに失点。しかし、光嶋のナイスカットから金子が切り込むようなストレートのスパイクが決まり、1点を取り返す。9-5。相手のブロックを使った攻撃、叩きつけるようなストレートで2連続失点。ここで慶應は1回目のタイムアウトを要求する。再起を図りたい慶應だったが、互いの反則の後、サーブミス、相手ミドルからの速攻により3連続失点としてしまう。ここで倉員のスパイク、そして倉員のナイスサーブにより乱れた相手のスパイクミスでそれぞれ1点をとる。相手スパイクが決まるものの、岡澤のレシーバーがいない位置を狙ったスパイクで1点取り返す。その後、相手のコートいっぱいのスパイクが決まり、9-17とされたところで慶應は2回目のタイムアウトを要求する。タイムアウト明けは相手のサーブから乱れ、チャンスボールで返したところでミドルを使った速攻を使われて失点。岡澤のスパイクを相手ブロッカーが吸い込み、1点取り返すも慶應のミスや反則、ブロックフォローで上がっているタイミングでのダイレクトのスパイクを決められるなどして、ゲーム終盤で痛い5連続失点を喫してしまう。岡澤のスパイクが決まるが、相手のスタンディング攻撃や慶應の反則によりこのセットを落とす。11-25。

 

【第2セット】

相手サーブからスタート。1点目はサービスエースを取った相手に入るものの、2本目はミス。1-1。慶應サーブミスの後、乱れたサーブレシーブを光嶋が上手くツーアタックとし、その後のラリーでは岡澤のスパイクが相手ブロッカーから当て出しをとり、それぞれ1点。慶應スパイクミスの後、岡澤、倉員のWS陣のサーブ・スパイクの躍動により、4連続得点とする。7-3。ここで、育英が1回目のタイムアウトを要求。サーブミスで失点するが、続くラリーでは光嶋のトス捌きに相手が翻弄されている間に岡澤がバックアタックを仕掛け、コート後方の誰もいないところに落ち、1点。慶應に繋ぎミスと反則が出るものの倉員のコートいっぱいのスパイクで乱れた相手がスパイクミスをして1点取り返す。相手に1点決められた後、こちらもスパイクで取り返す。しかし、ミドルからの穴を抜かれる攻撃、相手のサービスエースにより2連続失点。相手のサーブミスで1点取り返すも、ミドルからの攻撃で再び1点を落とす。相手のミスサーブの後、岡澤のサーブでラリーが始まる。前に落とされたボールを光嶋がナイスレシーブするなどしたが最後は、相手レフトのコートの穴をついたスパイクを決められる。相手のサービスエースの後、サーブミスにより14-14とイーブンの状態になる。相手のフェイントが決まった後、相手のサーブミスにより15-15。一進一退の状況が続く。続くラリーでは、宮崎のブロックもなどもあったが、相手のレフトからのスパイクが決まってしまう。相手サーブミス、クロススパイクのアウトにより慶應2連続得点。続く倉員のスパイクがエースとなる。18-16と2点リードする。ここで、育英が2回目のタイムアウトを要求。倉員のサーブは、相手を乱しチャンスボールが返ってくるもののブロックアウトを取られる。その後も相手のフェイントが決まり、再びイーブンにされる。ここで慶應の1回目のタイムアウト。タイムアウト後、相手サーブに石田がAカットを入れ、岡澤のブロックを打ち抜く強烈なスパイクにつながる。直後のサーブでは慶應にミスが出て、19-19。ここからさらに点を取っては取られる展開が続く。榎本のフェイントがネットインの後、コートに落ちて1点のリードを奪うが、スパイクミスが出て、再び同点。相手サーブで始まった続くラリーでは、光嶋のナイスカットに金子のナイス2段が出てこちらのペースを掴むがこちらにミスが出て失点。しかし、その後、岡澤がライト側からのスパイクを相手のブロックの上から打ち込んできっちり取り返す。その後、相手ミドルからコートいっぱいにスパイクを打たれて失点するも、反対に榎本がコートの奥へのスパイクで取り返す。22-21。ここからラスト3点をしっかりとりきりたい慶應だったが、こちらのスパイクミス、相手のレシーバーの間を抜くスパイク、ブロックで3連続失点。後がなくなった状況で、相手にサーブミスが出て23-24。しかし、再び相手にスパイクポイントを決められ、このセットを落とす。23-25。

 

【第3セット】

もう後がない慶應は、倉員の攻めたサーブからスタート。岡澤のストレートを抜くスパイクでセット初得点は慶應。2点目も岡澤の相手のブロックを弾く強烈なスパイクで決まる。続いて、倉員のサイドライン際のサーブがノータッチで相手コートに落ちる。慶應3点目。しかし、2セット連取している育英は、速いトス回しでライト側からの攻撃を仕掛け、慶應のレシーブの穴に落としてくる。連続して、真っ直ぐ伸びたサーブにエースを取られ、こちらのスパイクをブロックでシャットされる。続く長いラリーでは、石田のナイスカット、各選手の2段トスが冴えたが、最後は相手の攻撃を慶應のブロックが吸い込んでしまう。相手にミスサーブが出て、4-4のイーブンとなる。宮崎のサーブからスタートするラリーではブロックフォローもしっかりつくなどしていたが、相手ミドルからのバックレフトを抜くスパイクの前に失点する。4-5と1点ビハインドとした慶應はここから怒涛の追い上げを見せる。相手のスパイクを石田が拾い、最後は高さのあるスパイクで点を取る。相手の反則の後、光嶋のサービスエースが決まる。この後、相手のスパイクミスによる得点があり、育英が1回目のタイムアウトを要求。8-5。光嶋の伸びがありかつ落ちるサーブで再び慶應にサービスエースの後、続くラリーでは相手スパイクを金子がブロックして10-5。岡澤のコートの真ん中に落とすフェイントで11点目が入った後、相手のスパイクがサイドライン側でアウトになり、12-5。再び光嶋のサーブがネットインし、サービスエースが生まれる。ここで育英2回目のタイムアウトを要求する。13-5。タイム明け1点目は、慶應にサーブミスが出て育英がとる。しかし、相手サーブを倉員がAカットを上げ、岡澤打点の高いスパイクが決まる。14-5。そして、後衛に回った岡澤の相手レシーバーを弾き飛ばすようなサーブで再びサービスエース。続くラリーでも相手のスパイクミスが出て16-6と大幅にリードして試合終盤を迎える。続くラリーでは、どんなトスでもしっかり打ち込んでくる育英を前に慶應もしっかりレシーブで対応し、安定したプレーを見せるが慶應のストレートのスパイクが惜しくもアウトになる。続く慶應の攻撃も惜しくもアウトになり、相手のプッシュが決まる。ここで慶應が1回目のタイムアウトを要求。タイム後の立ち上がりは、慶應にスパイクミスが出て慶應が4失点し、16-10。しかし、続くラリーでは、倉員のフェイントが決まって17-10。その後も倉員の緩急やコースを分けたスパイクに育英も苦戦し、続く得点も慶應。その後、相手のコートの奥を狙ったスパイクとサーブの前に失点。金子のナイススパイクも出るものの、相手レフトに、ストレートとクロスの間を抜くスパイクで点数を許す。倉員のストレートを抜くスパイクで1点を返す。19-13。依然6点のリードがある慶應はこのまま波に乗りたいところだったが、試合の流れは育英に傾いてしまう。慶應の反則で相手に1点が入る。続くラリーでも金子が強いスパイクも緩いフェイントやプッシュもあげるなど、レシーブ面でも活躍したがスパイクミスが出る。相手にサービスエースが出たところで慶應は2回目のタイムアウトを要求する。19-16。2段トスにミスが出た後、インナーに落とされたフェイントを落とす。相手にスパイクを決められたところで、19-19とついに追いつかれてしまう。相手レフトからのクロスの奥に打ち込まれるスパイクで失点する。スパイクミスの後、相手レフトがストレートのボールを抜いてくる。レシーブが乱れたところに2段トスが合わず、再びスパイクミスにより失点。試合終盤には痛い9連続失点となり、19-22。倉員が相手のブロックを打ち抜くスパイクを打ち、慶應に久しぶりの得点となる。20-22。しかし、こちらが乱れたところにミドルからバックレフト側へのスパイクを打たれ失点する。さらに、長いラリーの中で慶應も倉員や石田のナイスレシーブ、岡澤の高い打点からのスパイクがあったが、最後は相手にブロックフォローの穴を抜かれる緩めのスパイクを決められる。20-24。最後は、相手がブロックしたボールがコートに落ち、25点目がはいる。20-25。

 

以上より、セットカウント0-3で本塾の負け。

 

本日は、リードする場面があるなどこれまでの3戦に比べ充実した試合でした。特に2,3セット目は、明るい雰囲気の中サーブで相手を崩し、得点を取るという慶應の良さがでたゲーム展開ができましたが、惜しくも敗北となりました。Bブロック戦は残り1戦となり、目標としていた3部上位リーグ進出は厳しい状況になってしまいましたが、持ち前の修正力で格上相手にも果敢に挑んで参ります。応援のほどよろしくお願いいたします。

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