男子

信頼という基盤

文学部4年  山本 昌岳

日頃より大変お世話になっております。
文学部3年、学連委員の山本と申します。

まず初めに、既に皆様もご存知でしょうが、学連委員として佐藤(商1)が入部をいたしました。ついに私にも後輩ができたということに幾らかの責任感はありつつも、とても頼もしいい後輩に恵まれたことに対する感謝を忘れずに、今後は2人で塾バレー部の代表として全身全霊で励んでいく所存です。今後とも、何卒ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。

さて、私にとって後輩が入ったというこの節目に思い出さざるを得ないのが、軍司さん(文21卒)の存在です。入部した当初からなんとも言えない安心感があり、実際に本格的に一緒に仕事をするようになってからも、その安心感は増していく一方でした。2年前の上半期はまだコロナ禍真っ只中でしたし、全日本インカレでは割り振られていた会場が異なりましたので、実を言うと私が軍司さんと一緒に仕事をした期間は秋季リーグのみという短い期間だったのですが、それでも軍司さんの人柄や要領の良さ、効率の良さを理解するには十分すぎましたし、今でも尊敬してやまない先輩であり、私の目標の一つであります。

そして上級生になった現在、2年前のことを振り返った時にしみじみと実感することがあります。それは、学連において「軍司の後輩だから大丈夫だろう」という信頼が私に対して既に用意されており、文字通りのびのびと仕事をさせてもらえていたということです。当時(2年前)の私は本当にただただできるだけたくさん仕事をすることしか考えておらず、必死になって色々な先輩に仕事を教わりにいくようにしておりました。そのような中で学連の諸先輩方は、私が属する部署とは全く違う仕事だろうと、拒むことなく様々なことを教えてくださいました。結果として、複数のカテゴリーにおいて、最低限以上の働きをすることができるスキルを身に着けることができ、現在私が学連において自信をもって仕事ができていることの大きな要因になっております。

上級生になったからこそ感じますが、後輩に仕事を任せる際に誰彼構わず任せられるかと言うとそうではありません。その中で2年前の私がたくさん仕事を覚えることができたのは、軍司さんやそれ以前の慶應の学連の先輩方が紡いできてくださった信頼が基盤にあったということに尽きるでしょう。

軍司さんが私に対する信頼を用意してくださっていたことへの恩返しとして私ができることは、後輩が仕事に取り組みやすい環境になるように努めることに他なりません。「慶應の学連なら、山本の後輩なら、きっと大丈夫」と周囲が思ってもらえるようにまだまだ努力を重ねてまいります。

話は変わりますが、この活動日誌を書いているのが8月23日でして、塾高野球部が甲子園優勝を果たしたまさに当日でございます。現役野球部の選手に知り合いがいるわけでもないですが、同じ高校の卒業生というだけでなんとも鼻が高い気分になりました。私と同じような気分になった同窓生は多いでしょう。これは考えれば考えるほどとてもすごいことでありまして、すわなち我々塾バレー部が良い結果を残せば残すほど、多くの先輩方が誇らしい気分になってくれるということを意味しております。塾バレー部の選手たちは必ず、“今度は俺たちが”という強いエネルギーを受け取ったことでしょうし、そのエネルギーを惜しみなく発揮してもらうべく、私も秋季リーグの開催に向けてさらにギアをあげて頑張ります!!

最後になりましたが、非常に暑い日が続いております。熱中症などには十分にお気をつけてお過ごしくださいませ。

リーグ戦で会いましょう!

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