男子

初心に帰る

商学部3年  久保田 健介

お世話になっております。商学部2年の久保田健介です。
今年は7月から40度を超える猛暑の地域もあり、8月はどうなってしまうのかという不安が募っておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。自分は運動前や暑いところに出ていく前に、冷えた部屋で過ごしたり、冷たいもので体を冷やしたりする「プレクーリング」という熱中症対策を行っています。皆様もお体に気をつけて無事に夏を乗り切りましょう!

さて今回のテーマは「初心に帰る」で書かせていただきます。私がこの初心に帰る大切さに気づいたのは、先月行われた早慶戦まで、自分のプレーについて悩んでいたことからでした。ことのきっかけは、私が昨年から膝の怪我で4ヶ月ほどバレーができなかったことにあります。4月に練習に復帰した直後は、バレーボールができる嬉しさ、楽しさがとても大きく、それだけで幸せでした。しかし段々とバレーボールができる日常にも慣れてきた頃、自分のトスが不調の日があり、そこから毎日練習動画を見返しては、次の日、フォームを変えてやってみるという日々が続いてきました。そうなってくると自分のフォームを見失ってきて、調子の波も自分の中で大きく感じ始め、まるで他人の体でトスをあげているような、うまくいかないもどかしい期間のまま、早慶戦にまで突入していってしまったのです。今思うと、バレーボールの経験が浅く、基礎も周りの先輩に比べると体に染み込んでいない自分にとっては4ヶ月ものバレーボールからの離脱、そしてフォームの迷走は痛い期間だったのかなと痛感しております。

そこから早慶戦後約1週間、男子バレー部はオフ期間に入りました。ここで自分はトスの迷走から解放され、昔の自分のトスを見返したり、高校時代先生から教わったことのメモを見返したりすることなどで、初心に帰りリセットしようと試みました。結果これは良い方向に向き、こんな感じでトスあげていたな、という感覚が戻ってきて、毎日同じような感覚でトスをあげられるように戻ってきました。また更に、オフ明け直後行われた、高校生・小学生とのバレー教室では、基礎的な技術を自分が教える立場になり、アウトプットすることで基礎の大事さ、「初心に帰る」大切さを逆に学ぶことができる良い機会となりました。

これらの経験から、自分は調子の波を小さくするためにも、プレーの土台となる基礎の定着を、練習時間の多く取れる夏休みの目標に設置することと決め、9月から始まる秋リーグで活躍できるように、全力で練習に励んでまいります。

今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
乱文失礼いたしました。

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