平素よりお世話になっております。
商学部3年の三ッ井梨々香です。
スギ花粉のピークが到来し、耳鼻科で処方された薬が効かない毎日を送っておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて本日は、先日行われた練習試合について感じたことをお話しさせていただきます。
チーム島田が始動してからのおよそ3か月間で何度か高校生と練習試合をさせていただきましたが、競技経験のない私にとって、この機会は新たな視点を与えてくれるものとなっております。
その中でも、松本深志高校は「応援したくなるチーム」を体現したものでした。
どんなボールであっても点が決まれば変わらぬ声量で決まった掛け声を全員でする、サイドアウトを切れない状況が続けば「落ち着いて見れば抜け道はあるよ!」と的確な声かけをする、対戦相手であっても感謝を欠かさない、など。
私自身が高校生側のコートで得点板を行なっていたからこその気づきかもしれませんが、他の学校にはない色を持っていました。
またそれは、楽しいバレーであり、応援したくなるチームでした。
本塾バレー部に入部して早いものでもう大学4年生になろうとしておりますが、過去のメンタルトレーニングや全体ミーティングにおいて、「応援したくなるチームとはどんなチームか」という議題で意見を共有したことを思い出しました。
細かくは覚えておりませんが、おそらく彼らのような要素を含んだチームだったでしょう。
しかしこの「応援したくなるチーム」の難しい点は、あくまでも第三者視点による定義であることです。
実際に自チームで活動をして、普段の努力を一番近くで見ていれば応援をしたくなり、それがモチベーションへと繋がります。
すなわち慶應義塾体育会バレーボール部が、他者から見て「応援したくなるチーム」になるためには、楽しいバレーをすることに尽きるのではないでしょうか。
では楽しいバレーとは何か、考えると沼にハマって分からなくなってきてしまいましたが、端的にまとめると、バレーボールという競技そのものを純粋に楽しんでいる姿だと感じます。
これまで多くの大学と試合を重ね、多種多様な色を見てきましたが、今までもこれからも応援したいと思ってもらいたいチームは本塾バレー部です。
「応援したくなるチーム」になれるよう、残りの体育会生活も楽しんでいきたいと思います。
春季リーグ戦まで残り1ヶ月を切りました。1部で結果を残せるよう、今後とも精進してまいります。
変わらぬご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
乱文失礼いたしました。