女子 #日記

喜ぶ姿

商学部4年  石田 莉子

日頃よりお世話になっております。

記念館までの並木道の銀杏が散り始め、冬の訪れを感じております。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

商学部2年石田莉子です。

 

Team2023が始動し部内では「2年生」から「3年生」と呼ばれるようになり上級生の仲間入りをしました。

今回のブログでは何を書こうかと先輩方の投稿を遡ってみると、「上級生として」という言葉が多く、上級生となるとチームを引っ張っていく覚悟や責任が一段と増すことを実感しました。そして同時に、いつまでも後輩でいられたらなと、すでに上級生に相応しくない気持ちを抱いてしまいました(笑)そんな覚悟も責任も足りていない私ですが、上級生としてではなく「3年生として」の目標をここに掲げたいと思います。

 

「要らない壁は作らない、各学年を繋ぐ軸になる」です。

前回のブログではプラスな存在でありたいと書きました。3年生は部の中で先輩でもあり後輩でもある立場です。時には言いにくいことも、言いたくないことも、言われて落ち込むことも、傷つくこともあるかもしれないですが、そこで壁を作ってしまうと今以上のチーム力や信頼関係は築けないことを小中高大とバレーをやってきて実感しております。思ったことを口にするのと同じぐらい話を素直に聞き自らを振り返る姿勢が大切だと思います。壁を作って逃げるのではなく、同期間・先輩後輩とたくさんコミュニケーションを取って自分から壁を壊すぐらいの気持ちでチームの雰囲気作りや、各学年を繋ぐといった面での軸になれればと思います。

 

さて、話は変わりますが最近の練習で「喜ぶ」ことがチームの課題のひとつになっています。すごい簡単な課題に見えて難しい課題です。

秋はスポーツが盛んな時期で、最近では男子バレー部の全早慶明戦・慶関戦、硬式野球部の早慶戦、ラグビー部の早慶戦、そしてサッカーW杯と色々なスポーツを観戦する機会があり、その度に心が熱くなり感動しました。私にとってスポーツの魅力は「喜ぶ」姿です。バレー、ラグビー、野球、サッカー全てにおいて点が入るたびにコート内外の選手がこれでもか、というほどのガッツポーズやパフォーマンス、垣間見える選手同士のアイコンタクトや笑顔。その姿を見るたびに、私には関係のない種目やチームであっても応援したい!と惹きつけられてしまいます。先日のサッカーW杯ドイツ戦では夜の23時半という時間にも関わらず、隣の家や下の階に住む人たちがキャー!ワー!と大きな歓声をあげ応援していて、私ももっと応援しないと!という気持ちになりました。それだけスポーツには人を惹きつける力があり、惹きつける力の一つが選手たちの「喜ぶ」姿なのだと思います。

応援されるチームになろう。この言葉はスポーツをやっている限り一度は誰かに言われたことがあるのではないかと思います。応援されるチームは挨拶や礼儀がしっかりなっていることはもちろんですが、全力で喜ぶ姿というのも応援してもらうために必要だと思います。全力で喜ぶためには全力でプレーしないといけないですし、練習してきたことを発揮しないといけない、だからこそ新チームになったばかりの私たちには全力で喜ぶ場面が少なくなってしまいます。確かに練習してきたことが活かせた一点と、相手のミスや偶然取れた一点とでは抱く感情は違います。ナイス!と言われても「今のは別に偶然だよ」という風になってしまうことも私自身あることです。しかし先日あるチームの選手が、「点取ったんだからもっと喜べよ!」と声かけているところを見て良い声かけだなと思ったのと同時に、同じ一点であるのだからどんな取り方でも喜ぶべき、と学ばさせていただきました。チームの中では、声が通る方で喜ぶのも得意な方だと自負しておりますが、まだまだ周りを巻き込む力は持っておりませんし、全力さも足りてないと感じております。今日の午後には慶関戦がありますが、どんな一点でも全力で喜び、応援されるチームに近づければと思います。

 

ここまで色々と書かせていただきましたが、課題である「喜ぶ」を改善するために私が先陣を切って全力で喜びたくさんの人から応援されるチームを体現できるよう精進して参ります。

 

本日の慶関戦は無観客での開催ではありますが、instagramでの配信を予定しておりますので、ご覧いただければ幸いです。

 

改めまして、日頃からの暖かいご支援に感謝申し上げます。感染症が再度流行してきておりますので、体調にはお気をつけてお過ごしください、

長文乱文失礼いたしました。

 

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