女子 #日記

プラスな存在

商学部4年  石田 莉子

気がつけば、7月も残り1週間となりました。

土曜日には2年ぶりに有観客での早慶バレーボール定期戦が開催されます。

皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

商学部2年 石田莉子です。

 

ブログを書く順が自分に回ってくるたびに月日が経つ速さを実感します。私にとって初めての早慶戦だった去年の11月から今日までの間に、新チームが発足し、基礎練期間を経て春リーグを戦い抜き、Team2022の集大成となる秋リーグへ向かおうとしていることに驚きが隠せません。

去年の早慶戦を振り返ると、「全員バレー」で32年ぶりにセットを取り、チームとして今後につながる試合になったと思います。一方の私はピンチサーバーとして試合に挑みサーブは入ったものの、あたふたしている間に攻撃されボールを落としたことが鮮明に思い出されます。情けなさと悔しさで「来年絶対リベンジする」と思っていた私ですが、この約9ヶ月の間に守備に徹するリベロに転向したため、守備でリベンジしたいと思っております。

早慶戦を目の前にし、「チームの雰囲気を良くする難しさ」を実感しております。チームスポーツは誰かがミスをしても他の誰かがカバーすれば良いし、お互いが連携して好プレーが生まれるものです。しかし表情は全員が良くないとチームの雰囲気は良くならないと私は思います。良いプレーが出た時、相手にリードしている時の私たちは点を取ったら全員が笑顔で喜び明るくなる一方、ミスが続いてしまったり大事な場面でナーバスになるとその笑顔が消えチームの雰囲気は一気に下がります。良いプレーが重なってやっと良い雰囲気に持ってきたところで相手に気持ちよく攻撃されると、時間をかけて作り上げた良い雰囲気が一瞬で崩れてしまいます。作るのには時間がかかるが、壊れる時は一瞬、人間関係と同じみたいです。

1人がミスを引きずって浮かない表情をしていると他全員が明るくても何故かその1人の雰囲気に呑まれ、チーム全体の雰囲気が悪くなってしまいます。どこかでミスが生まれて点数が入る競技なので、ミスを絶対にしないなんてことはありえず、ミスを引きずってしまうことも私自身あります。浮かない表情をしている人が悪いのではなく、1人の表情に呑み込まれてしまう周りの人たちにもっとできることがあると思います。

ミスをした人が自ら明るくすることはもちろんですが、周りの人が声をかけに行ったりその人の分まで声を出してチームを盛り上げたり、できることはたくさあります。中学の時の顧問に「1人がマイナスで他みんなプラスでも、マイナスには勝てない」と言われたことがあります。その時から私はチームの雰囲気を作るプラスの存在でいたい、マイナスをなくす存在でありたい、と思っています。30日の早慶戦でも、プレー面はもちろんのこと「表情」の面でチームの雰囲気作りに貢献し、見ている人たちから応援してもらえるチームにしたいです。

プレー面では守備で貢献することしかできないですが、誰よりも声を出してチームを盛り上げ、プラスの存在でい続けることはもちろん、ミスをなかったかのようにカバーできるリベロにこれからも成長していきたいと思います。

今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

最後に、新型コロナウイルスが再び流行しておりますので、お身体にお気をつけてお過ごしください。

 

長文乱文失礼いたしました。

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