男子

タイムカプセル

文学部1年  玉島 弘之

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
日頃よりお世話になっております、文学部1年の玉島弘之と申します。

近頃は厳しい寒さが続いておりますので、どうぞお体には十分ご自愛ください。
今年も怪我無く健康にバレーボールに熱中する1年間にできるよう、2025年も突っ走ってまいります。

昨年の12月のことになりますが、お世話になった4年生が引退されました。たった1年間という短い間でしたが、4年生は常にチームのことを考え、言葉で思いを伝え、その偉大な背中で私たちを引っ張ってくださりました。私自身も、一緒に花火大会に行ったり、お風呂に行ったり、12時間一緒にバレーボールをしたり、プロの試合を見に行ったりとここでは全てを挙げ切ることができないほど、かけがえのない時間を共に過ごさせていただきました。大好きで尊敬する4年生に、成長した姿を見せることで恩返しができるよう励んでまいります。

さて新チームが始まってから約1カ月が経とうとしています。現在、塾バレー部では個々のスキルを高める基礎的な練習やトレーニングに励んでおります。時間は早く過ぎるといえど、今はリーグ真っ只中というわけではないので全員が新たなことにチャレンジし、気持ちに余裕をもって練習に取り組むことのできる期間であると私は捉えております。つまり、あまりネガティブな思考にさいなまれることもなくバレーボールに取り組むことができています。そんな中で、緊張感があり、少なからずストレスと隣り合わせになるリーグ期間にも、このような前向きな気持ちでバレーボールができるように、未来の私へ向けてこの心持を思い出す秘訣をここに記しておこうと思います。

その秘訣は「没頭する」ということ。これは私の原点だと考えておりますが、このことに気付いたのはつい先日のことです。自分の原点について考えるようになったのは、4年生からいただいたメッセージに「自分の原点を大切にしろ」ということが共通して書いてあったからでした。それゆえ、この期間ずっと練習をする中で、自分の原点は何かをひそかに模索しておりました。そして見つけたのがまさしくこの「没頭する」ことです。去年を通して考えてみると、私は「1年間誰よりも練習量を確保すること」を自分の中のゆるぎない信念としておりました。その中で、バレーボールに誠実に向き合い、その一つ一つにのめりこむ。誰からも気にされないような些細なことにこだわる。朝でも夜でも自主練習をする。それが私を成長させてきた原理だと考えております。また、私の大好きなとある芸人の方が書かれた本には、没頭についてこう書いてあります。「ネガティブを潰すのは、ポジティブではない。没頭だ。」ネガティブ思考は無理にポジティブに考えようとしてもなくなりません。自分のプレーに自信をつける・ミスを減らすには、練習するしかない、そしてその練習の中で成功体験を積むしかないのです。私は技術も優れているほうではありませんので、とにかく練習をする(上手くなりたいポイントを意識したうえで)のが自分にとって1番うまくなる近道で、その練習に没頭できることが最強の手段なのです。私たちがお世話になっているメンタルトレーナーの辻さんがいつもおっしゃっているように、没頭することはまさに「一生懸命は楽しい」ということに通じてくるのです。どんなにミスが怖くなっても、モチベーションが下がってきても、没頭してやり続けているうちに何かヒントが見えてきたり、自分の型にハマる瞬間が訪れたりする。そんな経験がまた私をレベルアップさせてくれる。ネガティブになったら、まず目の前の練習にいつも以上に没頭しろ。これが私の原点で、未来の私にも覚えておいてほしいことです。

長くなってしまいましたが、2025年もバレーボールにのめりこみ、チームを勝たせる選手になれるよう精進してまいります。これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、失礼します。

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