男子

期待に応えることの難しさ

商学部卒業生  高倉 真古都

日頃よりお世話になっております。商学部3年の高倉真古都です。

8月に入り、連日30度を超える猛暑の日が続いておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか。新型コロナウィルスの新規感染拡大が止まらず不安な日々が続いており、普段の練習も手指の消毒や体温計測などの感染対策を徹底して行なっております。

先日、一年延期して開催された東京オリンピックの閉会式が行われました。日本は合計58個(金27、銀14、銅17)のメダルを獲得し、各競技のハイライトが連日メディアで取り上げられています。

私がこのオリンピック東京大会を通して感じたことは、「期待に応えることの難しさ」です。ここ数年の国際大会で上位の成績を収めている選手には「メダル獲得」の期待、前回のリオ大会で金メダルを獲得した選手には「二連覇」の期待が、それぞれの選手に向けられます。もちろんアスリートの方々はこのオリンピックに照準を合わせ、最大限のパフォーマンスを発揮すべく調整しており、その中で我々の「期待」に応え、二連覇やメダル獲得を成し遂げた選手の努力の量は、想像を絶するものだと私は思っております。しかしここで私が強調したいことは、メダルを獲得できなかった選手もメダリストと同等又はそれ以上の努力を重ねており、その努力をもってしても勝利が難しいのがこのオリンピックという国際大会であるということです。「期待」に応える難しさが証明された大会であると感じました。

私達部員も、応援して頂いている方々の「期待」を背負って試合に臨むという点では日本代表と同じであると私は認識しております。その期待に応え、自分自身を鍛え、全身全霊でバレーボールに向き合うことが今の私達にできることではないかと思います。

自国開催にもかかわらずテレビでの観戦となった今大会ですが、本音を言えば、現地に足を運んで会場の雰囲気を体感し、一生に一度の経験をしてみたかったです。このコロナ禍の大会の競技後のインタビューにおいて、テレビの前で応援する私達と、このオリンピック東京大会の開催に尽力した人々に向けた「感謝」を伝える世界各国のアスリートの姿に、私は感銘を受けました。そして、今の私達にできること、来たる秋リーグでの一部昇格達成と、応援してくださる方々の「期待」に応えられるように日々努力を積み重ねてまいります。

乱文失礼致しました。

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