日頃よりお世話になっております。
経済学部2年の厳です。
連日の蒸し暑さに夏バテ気味の今日この頃ですが、皆様お変わりないでしょうか。
東京オリンピックが閉幕してから数日経ちますが、私は未だにその余韻から抜け出せそうにありません。異例の無観客で開催された今回のオリンピック。開幕する前はどうなるか想像もつきませんでしたが、コロナ苦境を乗り越え、数々の大記録を残した選手たちの姿に何度も心を揺さぶられ、一生忘れることのできない特別なオリンピックとなりました。
さて今回はタイトルにもあります通り、「個の力」をテーマに書かせていただきたいと思います。
29年ぶりの6位入賞を果たした男子バレー日本代表でキャプテンを務める石川祐希選手がオリンピック開幕前にインタビューの中で、「肝心な場面で決めきる、そういうプレーをするには個の力がないとできないし、お互いをカバーし合うことを優先するのではなく、まず個々が自分の役割を果たす力と技をつける。そうなれば、必然的にチームとしての力も上がると思うんです」と話していました。強い個が揃っているチームが強いのは当たり前ではないか、と感じる方も多いかと思いますが、私にとってその当たり前は当たり前ではなかったのです。
私はバレーボールがチームスポーツであるがために、どうしてもチームや組織全体としてどう成長していくかに焦点を置きがちになっていました。しかし、この石川選手のインタビューを通じて、チームを形成している個の力が強くなることでチーム全体の成長に繋がるという当たり前に改めて気づくことができたのです。
様々な大会の見通しは立っておらず、不安な日々が続きますが、来たる大会に向けて各々が「個の力」を高め、本番では強い個が揃った強いチームで戦う姿をお見せできるよう部員一同練習に励んでまいります。今後ともご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
乱文失礼いたしました。