男子 お知らせ

【戦評】春季リーグ男子1部第3日 vs 日本体育大学

各位

日頃よりお世話になっております。商学部1年の松山鼓太郎と申します。先日行われた2023年度春季関東男子一部リーグ戦、日本体育大学との試合結果をご報告いたします。

●慶應義塾大学1-3日本体育大学○
第1セット 22-25
第2セット 26-24
第3セット 23-25
第4セット 14-25

【先発選手】
WS:島田(経4)-山口(経1)
OP:渡邊(商3)
MB:松本(環4)-芳賀(環3)
S:大槻(総4)
Li:山元(法2)

【控え選手】
西山(法4)、細野(経3)、山木(文2)、久保田(商2)、平山(商2)、入来(環2)、松山(商1)

【試合内容】
秋季リーグ第3戦となった日本体育大学戦はねばり強いレシーブ力と展開の速い攻撃力を軸にしているチームである。これに対して、慶應はエースである松本を主軸に破壊力抜群のスパイクで対抗したが、それを上回るレシーブ力により、セットカウント1-3で敗戦となってしまった。

【1セット目】
開始早々、MB芳賀による相手の上から打ちおろすクイックが決まり、チームが盛り上がる。相手のミスも目立ち、キャプテンWS島田の安定したサーブレシーブやディグにより慶應が7-3までリードを広げる。だがしかし、その直後に相手にサービスエースを取られてしまい、徐々に相手に流れを持っていかれ、10-10まで追いつかれてしまう。中盤にかけてもなかなか点差が開かず、14-14でビッグサーバーOP渡邊がパワフルなサーブでサービスエースを取る。波に乗ったと思われたのだが、相手の多彩な攻撃や粘り強いレシーブに苦戦する慶應。ブロックを吹き飛ばしてしまうほどの威力のあるサウスポーエースであるMB松本のスパイクやや器用な1年生ルーキーのWS山口のスパイクにより全く点差が全く開かない展開となる。終盤の18-20と追いつかなければならない状況で、チームのエースである渡邊が長いラリーを凄まじいスパイクで断ち切る。このまま勢いに乗ると思われたが、相手のサーブに苦戦する慶應。徐々にミスが増え始めてしまい、何とか立て直そうと試みたが、相手の攻撃力に圧倒され、1セット目を取られてしまう。

【2セット目】
1セット目の序盤の勢いを保ち続けようとした慶應。序盤の2-2の場面でS大槻のツーアタックが相手のコートに落ち、チームが盛り上がる。そのまま両者全く譲らない展開となり、6-6と何とか1点が欲しいところで大槻の相手を惑わすライトトスから渡邊が相手を吹き飛ばすスパイクを放つ。10-10と何とか点差を
開きたい場面で大エース松本のサーブ。相手を吹き飛ばしたボールは観客席まで飛んでいき、そのままリードできるかと思われたが、2本目にしっかりと対応してきた日本体育大学にブレイクを断ち切られてしまい、そのまま相手に流れを持っていかれてしまう。相手の鋭いサーブにより11-14と点差が離れてしまうのだが、山元の安定したサーブレシーブと慶應の高い3枚ブロックにより相手のミスを誘発し、16-16まで相手を追い詰める。終盤に差し掛かる際に、エースの松本のライトスパイクが決まり、点差が開かない中、終盤へと持ち込んだ。終盤には相手のミスが目立ち、全く点差が開かない展開となる。22-22の場面で山口のサーブで相手が崩れ、渡邊のライトスパイクが相手のコートに突き刺さり、チームが一気に指揮をあげる。23-22とリードしている場面で山口がネットを揺さぶるサーブを放ち、それが相手コートに落ちる。そのまま逃げ切れるかと思ったのだが、そう簡単には1セットを取らせてくれない。緊迫したまま24-24へともつれ込み、最後は芳賀のサーブで相手を崩し、ミスを誘発させて、2セット目を獲る。

【3セット目】
勢いに乗った慶應。何とかこのセットを取りたいところだ。序盤、3-3の場面で芳賀の鋭いクイックが決まり、そのままリードしたいところだったが、相手の多彩な攻撃により点差が全く開かない。5-6と相手にリードされている状態で島田の器用なプレーも決まり互いに譲らない展開となる。そのまま慶應は流れに乗り、渡邉のサーブから相手のミスを誘い出し、先に出る慶應。中盤に差し掛かると、渡邉の強烈なバックアタックや山口の技ありスパイクが要所で目立ち、お互いサイドアウトを取り続ける展開となる。12-11と何とでも1点取ってリードしたい慶應。大槻のサーブで相手を乱し、芳賀がダイレクトで相手コートに叩き込み、2点リードとなる。そのまま相手のミスを誘発し、14-11まで点差を広げた慶應。サイドアウトをしっかりとり、3点差を保ちつつ、終盤に差し掛かる。けれども、相手陣の超越的なレシーブ能力によりなかなかスパイクが決まらず点差を詰められてしまう。完全に相手に流れを持っていかれたと思ったが、松本の豪快なバックアタックで意地を見せる。22-24とセットポイントの場面で渡邉の怪物級のストレートスパイクが決まり、追いつきたいところだったが、そのまま相手に逃げられてしまい、惜しくも3セット目を落としてしまった。

【4セット目】
もう後がない状況に追いやられてしまった慶應。なんとかフルセットに持ち込んで、勝利に繋ぎたいところだ。序盤から、両者凄まじい打ち合いが繰り広げられた。0-1の場面で渡邉の破壊力抜群のバックアタックも決まり、序盤はいい流れを持っていけると思われたのだが、日本体育大学も負けずと人間離れしたスパイクを打ってくる。相手側のスパイクに苦しめられた慶應は2-10までリードを広げられてしまう。3-12の苦しい場面でキャプテン島田の技ありスパイクが決まり、もう一度立て直そうとする慶應。4-12では松本の素早い横移動からのブロックも光り、どんどん点差が縮まっていく。 6-12、なんとかブレイクしたいところでライトエース渡邉のサーブで相手を崩し、松本がダイレクトボールを相手コートに叩きつける。中盤に差し掛かると、慶應は相手のサーブに苦しめられる。なんとか乗り切った慶應。誰も諦めていないところで、サウスポーエース松本のサーブ。爆発的なサーブが相手コートに叩きつけられ、松本のバックアタックを軸に徐々に点差を縮めようと試みる。中盤に入ったら、やはり日本体育大学のねばり強いレシーブ力に苦しめられる慶應。終盤に差し掛かる13-22の場面でキャプテンの島田が、キレのあるストレートスパイクを決めて、もう一度立て直そうとするのだが、そのままブレイクすることができず、4セット目を落としてしまう。

よって、セットカウント1-3で本塾の敗退。
会場までお越しいただいたOBOG、観客の皆様、誠に有り難うございました。

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