先輩各位
日頃よりお世話になっています。環境情報学部一年の入来晃徳と申します。2022年度春季関東大学男子一部リーグ戦、明治大学との試合結果をご報告いたします。

5月8日(日)

●慶應義塾大学0-3明治大学○

第1セット 18-25
第2セット 15-20
第3セット 15-20

【先発選手】
WS：島田(経3)-渡邊(商2)
OP：松本(環3)
MB：降(商4)-芳賀(環2)
S：高倉(商4)
Li：山元(法1)

【交代選手】
内田(環2)

【控え選手】
樋口(経4)、下田(経4)、安達(環4)、大槻(総3)、西山(政3)、久保田(商1)

【試合内容】
今回の対戦相手である明治大学は粘り強いレシーブと高い位置からの速攻を中心とした多彩なコンビを用いた攻撃が持ち味のチームである。前日の勝利の勢いを切らさないように着実に一点をとり続けるバレーで試合に臨んだが、相手の攻撃に翻弄され自分達のプレーを十分に発揮できず敗戦を喫した。今回の負けを引きずらず来週以降のリーグ戦も勝利を目指して精進していきたい。

第1セット
序盤は、WS渡邉を中心にサイド陣が着実に点を重ねるが、チームの硬い雰囲気が続き相手のフェイント攻撃などの守備を前後に揺さぶる攻撃に対する対応が遅れ11-6と大きく点差が開いた状態で、1回目の慶應のタイムアウトとなる。タイムアウト明け早々にWS島田のブロックアウトで点を取り、そのまま点差を縮めたい慶應であったが、相手の粘り強いプレースタイルの前にまだ各個人のプレーに普段の勢いが出せない慶応は押し返され13-8と点差がなかなか縮まらない中、慶應の2回目のタイムアウトとなり慶應は第一試合のタイムアウトを早くも使い切ってしまう。なんとか悪い流れを切りたい慶應はMB降の強烈なBクイックでなんとか明治大学に食らいつく。
それに答えるようにOP松本のエンドラインギリギリのバックアタックやブロックで点を重ねるが、相手の徹底したサーブで崩し、切り返しでのブレイクポイントを取るスタイルに翻弄されなかなか点数が縮まらない中、慶應のミスや相手のコートの隙を突くようなサーブがノータッチでコートに落ちてしまい19-12と大きく差をつけられる。その後、島田のサービスエースなどで慶應も奮闘するが、点差が縮まらないまま25-18で第一セットを落としてしまう。

第2セット
1セットの悪い流れを切りたい慶應は、序盤から安定したサーブキャッチを見せ、松本にトスを集め一進一退の攻防を繰り広げる。しかし相手の技アリなサーブや相手のクイック攻撃を止めれず3-6と点差が開くが、慶應の粘り強いレー部から相手のミスや島田のフェイントなどでブレイクすると7-8と明治にしがみつく。その後も松本を中心に点を重ねるが、相手の攻撃の手も緩まず点の取り合いとなる。その中、島田のサーブエースや松本のフェイントが決まりこの試合初めて10-10と明治に追いつく。しかし相手も粘り強くレシーブし点差が開かず迎えた、14-15の明治リードの場面で相手レフトの強烈なスパイクが慶應のブロックを利用し点数にするとそこから慶應のミスが立て続きに起き14-17とリードを許し、慶應のタイムアウトとなる。巻き返しを図る慶應はL山元の安定したサーブキャッチから松本にトスを託し奮闘するが、相手のレシーブからの切り返しの前に粘り負け14-22と大きくリードを許し２回目の慶応のタイムアウトとなる。その後も終始流れを掴めず15-25で第二セットも落としてしまい、後がなくなってしまう。

第3セット
なんとしても取り返したい第3セットであったが序盤から相手サーブに崩され、0-2とリードを許す。その後も松本を中心に点数を重ねるが、相手の高い位置からのクイック攻撃や慶應のミスが続き徐々に相手との点差が広がっていき、4-9と大きくリードを許し1回目の慶應のタイムアウトとなる。タイム明け後も慶應は山元の体をはったレシーブや島田の相手のブロックを利用したスパイクなどのプレーで巻き返しを図るが、相手のリベロのセットからの速攻攻撃やレフトサイドの並行からのフェイント攻撃のような変則的な攻撃に対応できず、7-13と大きく点差をつけられる。その中でも降の相手レシーブを大きく飛ばすようなクイック攻撃や、相手ブロックの隙をつくような松本のバックアタックを見せ徐々に普段の自分達の攻撃の形を取り戻すが、相手の徹底したコートの空いているところにボールを落とすプレーにブレイクを許してもらえず、15-21と点差を埋められないままゲーム終盤となる。その後も慶應のサーブミスなどが出てしまい終始リードできないまま15-25で最終セットを落とす。

よってセットカウント0-3で本塾の敗北。

無観客試合ではありましたが、ライブ配信をご覧になっていただき感謝いたします。今後も何卒宜しくお願い申し上げます。