女子 #日記

弱さと向き合う

看護医療学部3年  中村 日南

梅雨も明け、本格的な夏を迎えましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

看護医療学部2年の中村日南です。

先日、71()に第87回早慶バレーボール定期戦が日吉記念館にて開催されました。

ご尽力いただきましたOBOGの方々をはじめ、主たる運営をして率いて下さった主務、副務の先輩方、関わって下さった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

早慶戦から2週間少し経ち、team2023は先週より下半期の活動を再開いたしました。

下半期これから約4ヶ月を迎えるにあたり、上半期にあった春リーグ戦・東日本インカレ・早慶戦等試合全体を通して感じた自身の課題、そしてその課題に向けての抱負を綴らせていただきます。

私にとってこの上半期は全ての経験が初めてであったように思います。

チーム1番の点取り役であった岡澤(4)・西村(2)がいない中始まったリーグ戦の開幕でした。

私は春リーグから初めてコートに立たせていただき大事なポジションを任され奮起したものの敗戦が続き、その原因が自分にあるとどこかで思いながら気持ちが振り切れず、といった日々を送っていました。

そんな上半期の活動を通して今の自分に足りないのは、本気で自分の弱さと向き合うことであると結論づきました。

この期間は、今振り返れば自分の中で苦手な事や自信のない事に対して蓋を押し閉じ誰にも知られないようにして、自分にしかできない事を探そうと頑張っていたのだと思います。弱さを感じてはいても、本当の意味で弱さに対して向き合う事は困難でした。

気づくきっかけとなったのは現在は復帰をしましたが上半期の長い間怪我を抱えていた岡澤(4)・西村(2)の存在、そして「もっと弱音をはいていいんだよ」ということを教えてくれた同期の倉員(商2)・西村(商2)、そして石田(3)からかけていただいた言葉でした。

彼女らを見てきて、また私にかけて下さった言葉から、強さというのは弱さを見せずに1人で高い壁を越える事ではなく、自身の弱さを自分自身が受け入れそれを仲間に共有し、小さな壁を1つずつ地道に超えていくことであるのだということを実感いたしました。

バレーボールは幸いな事にチームスポーツであり、コート内には6人の選手がおります。弱さを補い合い、助け合うことができるスポーツです。

長い間それを忘れて自分の問題は自分で解決するのが最善であるように思っていましたが、それでは強くなることはできません。

できない、どうしよう

を自分の中で完結せず、

できない、

「じゃあこうしてみたら?」

と人の手を借りること

ごく単純な事ではあると思いますが、人に共有するにはまず自分自身がその弱さを受け入れなければなりません。

下半期に向けて、またこれからの活動でどこかで行き止まってしまうことは必ずあります。

その時にはまずは

「これができていないんだ」

「自信がないんだ」

ということを、自分を俯瞰的に見て受け入れ、それを共有してみること、解決するために何をすべきか、どう捉えるべきかを考えることを心掛けていきたいと思います。

下半期のteam2023が動き出したと同時に秋リーグまでも約2ヶ月弱とあまり時間はありません。

秋リーグでの全勝、3部昇格を目指し、部員一同、改めて全力で準備して参りますので今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

夏本番に向けて日に日に気温が高くなり、湿度も高く汗が止まらない時期ですので皆様熱中症等お身体にはお気をつけてお過ごし下さい。

長文乱文失礼いたしました。

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