男子

スターに恩返し

文学部2年  山本 昌岳

日頃より大変お世話になっております。文学部2年、学連委員の山本です。

秋も一段と深まり、日毎に寒気が加わる季節となりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

昨年度の全勝優勝という華々しい成績のもと、日本一という目標を掲げ、春リーグで関東一部を相手に勝負を挑むところから始まったチーム2022も、残すところあと少しとなりました。振り返れば、本年度は有観客で試合を行いたいという想いが少しずつ叶った1年間だったと感じております。塾バレー部が今年1年間、良い時も悪い時も常に前を向いてポジティブに戦うことができたのは、一重に応援してくださる皆様の声を肌で直接実感することができたからだと思います。本当に、本当にありがとうございました。そして、集大成である全日本インカレ。決してコロナウイルスの感染状況は芳しくないですし、平日の試合となってしまいます。なかなか会場に来ていただくことは難しいかもしれませんが、配信も行いますので少しでも多くの方が塾バレー部の勇姿をご覧になっていただければ、塾バレー部員としても学連委員としても本当に喜ばしい限りであります。

そして、今回は全日本インカレで引退を迎える4年生の先輩方へメッセージを綴らせていただこうと思います。少々退屈かもしれませんがお付き合い頂けると幸いです。

まずはなんと言っても髙倉先輩(商4)、降先輩(商4)、樋口先輩(経4)の御三方です。高校1年時、ほぼ素人同然の私が慶應義塾高校のバレー部の門を叩いた時から、この3人は私の中での憧れの先輩であります。3人が高校一年時には本塾の高校バレー部史上初の春高出場を果たし、自らの代では史上初のインターハイ出場を成し遂げられました。今でこそ本塾の高校バレー部は神奈川屈指の強豪校に成長しておりますが、ほんの数年前までは全国大会に指先すら届かないような高校でした。そのようなチームに勝者のメンタリティを落とし込み、強豪校たる基盤を作り上げたのは間違いなくこの御三方です。そして大学進学後も塾バレー部の中心戦力として第一線で活躍され続けております。本年度の塾バレー部は二部降格や早慶戦の惜敗など、苦しい場面も多々ありましたが、この御三方がいたからこそ最後までチームがまとまっていられたのではないでしょうか。この7年間、慶應義塾のバレーボールを支え続けたスター達だと、私は尊敬しております。

そして、ビーチバレーという新たな道を開拓した安達先輩(環4)。島田先輩(経3)とともに日本一を獲得し、世界大会にも出場された紛れもない大スターです。インドアとビーチの二刀流でチームに新しい風を吹き込ませたことは言うまでもありませんし、本年度後半からはレフトのエースとして苦しい場面で何度もスパイクを決めてくださいました。塾バレー部に残せるものは一部復帰しかないと書かれている活動日誌(https://keiovb.com/blog/4768/)を読んだとき、本当にかっこいいと心の底から感じたことを今でも覚えております。

また、この代の先述した4人のみならず、先輩や後輩、スタッフ陣などチームに関わる全ての人を潤滑油のように繋ぎ続けた下田先輩(経4)こそ、私は1番のスターなのではないかと思っております。下田先輩は「外面を良く」、「準備を怠らない」というMy ruleを定めておられるそうです。(https://keiovb.com/blog/5920/)
こんなにも組織の中で自らを客観視し、目標に到達するために何をすべきか、何を求められているかを把握し、実行できる先輩にはなかなか出会えないのだろうなと感じます。事実、下田先輩はチームのコミュニケーションの軸で、誰とでも簡単に話を合わせながらチーム全体を繋ぎ合わせておられますし、同時に選手としても、ピンチサーバーとして出場すれば相手を乱す好サーブを、ミドルブロッカーとして出場すればブロックもクイックもコンスタントに決め続けるのです。誰にでもできるように見えるruleを誰よりも極め続けた下田さんは、私にとって唯一無二の先輩像であります。

そして最後に、絶対に、絶っっっっっ対に欠かせないのが藤田先輩(文4)であります。代唯一のスタッフで、かつアナリストという立場は本当に難しかったのだろうなと想像に難くありません。特に塾バレー部のアナリストは、ただデータを提供するだけに留まらず、チームが勝つための道標を選手の誰よりも前に立って導くことが求められます。塾バレー部の選手陣は錚々たる面々であり、当然ながらバレーの経験では藤田先輩は彼らに劣ってしまいます。しかしながら、その差を埋めても余るほどの知識量と、バレーボールへの情熱を持ってして藤田先輩はチームからの期待に応えておられます。同時に部員へのコミュニケーションも欠かさず、塾バレー部の母親的な存在としてチームを支えておられます。実は私が試合会場でチームと会った際、一番多く話す相手は藤田先輩です。同じ学部で、家も近いこともあってとても仲良くさせていただいており、授業のことから個人的な相談事、バレーボールのことまで、数え切れないほど多くのお話をさせていただきました。私にとって試合会場や、練習帰りの電車で藤田先輩と話す時間は塾バレー部として過ごす時間の中でも特にかけがえのない時間でした。私にとって紛れもない大大大スターです。(引退したらご飯連れてってください。)

このように私にとって4年生の先輩方は、どなたも本当に尊敬してやまない大スターなのです。そんな4年生にとって、私は部員の1人として、学連委員として果たしてちゃんと貢献できたでしょうか。考えれば考えるほど疑問は残ります…ですが全日本インカレでは、奇しくも私の運営担当会場は塾バレー部と同じく、駒沢屋内球技場となりました。ただいま、準備の段階から、なんの不安もなく試合に集中していただく環境を作るべく全力を尽くしております。どうか思う存分に、集大成に相応しい最高の試合をしてください。それこそが私ができる、唯一で最高の恩返しになると信じております。

私の個人的なメッセージにお付き合いくださいました皆様、大変ありがとうございました。
冒頭でも述べましたが、コロナウイルスの第8波が予想されており、とても安心できる情勢ではございません。どうかくれぐれもお身体にはお気をつけてお過ごしくださいませ。

長文・乱文失礼いたしました。

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