男子

頑張ろう日本!

環境情報卒業生  小出 捺暉

お世話になっております。環境情報学部4年の小出捺暉です。

朝晩蒸し暑く、最適な眠りを追求するとき窓を開けて寝るべきかクーラーや扇風機をかけて寝るべきか、はたまたそれらのタイマーをつけて寝るべきか、迷いに迷い最終的には朝までクーラーを選べば喉が乾燥し頭が痛くなり、そのほかを選べば暑すぎて夜中に起きてしまうという、何が正解かわからない今日この頃。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
何か良い解決案がある方は教えてください笑

最近の話題といえば、やはり東京オリンピックです。日本の金メダル獲得のニュースが毎日流れており、日本人として嬉しい他ありません。男子バレーボールチームも予選2連勝ということで、この先どの様に戦っていくのかがますます楽しみになってきました。
しかし、400m個人メドレーで予選敗退した選手もいます。それは瀬戸大也選手です。彼は金メダルを取るために予選では体力を温存しようという考えから、平泳ぎまでは先頭を泳いでいましたが、自由形で4人の選手に抜かれてしまい、予選9位となり決勝進出することができませんでした。この戦略に関して皆様はどう思いますか?

賛否両論あると思いますが、世間的な意見(Twitterより)は「不倫なんかしているから結果が出ないんだ」という意見と「不倫がバレてできなくなったから結果が出ないんだ」という意見に分かれているそうです。。。

冗談はさておき、私の意見は「本気で勝ちたいなら、それが当たり前」です。瀬戸大也選手は予選敗退後のインタビューで「リオオリンピックでは、予選で力を使いすぎて決勝でバテてしまった。だから今回は予選で体力を温存した」という様な内容のことを話していました。リオデジャネイロオリンピックでの銅メダルの悔しさから、金メダルを取るために必死に考え抜いた結果だったのだと思います。

この様な話は、私のバレーボール人生の中でもありました。日本一を取るために関東大会前は調整せずに追い込んで練習をしたり、全国大会で当たりたくないチームの反対山に入るために東京都予選でわざと負けたりなどです。周りからはスポーツマンシップがどうのこうのとか言われはしますが、やっている人からすればそんなことはどうでも良くて、勝つ以外には何も求めてないのだと思います。
瀬戸選手がリオからの5年間どんな思いで過ごしてきたかは知りませんが、私は誰かが金メダルをとった話よりも勝利のために手段を選ばなかったこの様なストーリーに感動しました。

話は大きく変わりますが、私は先日、笑いの神様志村けんにまつわる本を読みました。
彼はドリフターズの付き人からメンバーへとなり数々のコントを生み出してきました。私はこの本で志村けんと加藤茶の「ヒゲダンス」を知り、YouTubeで検索してみるととてもクセになるリズムと2人の演技が面白く1時間くらい見入ってしまいました。因みに練習中もずっと頭に流れていましたが、決して練習に集中していなかったわけではなく、むしろこのリズムは練習に集中させてくれるのです笑

この笑いの神様志村けんの本にはたくさん学びになることが書かれていました。書かれていたことの1つに「自分の演技が視聴者にアドリブだと勘違いされるのが最大の喜びである」という言葉がありました。志村けんはアドリブまでもを全て計算し意図的に行っていたのだそうです。それを知って、志村けんは人を笑わせる才能を持っている人だと思っていた私は衝撃を受けました。
私は一時期準備をする事は恥ずかしい事で才能がない人がやる事だと思っていました。だから、高校時代に全校生徒の前でキャプテン挨拶をした時は、大した準備もせず大失敗をしてとても恥ずかしい思いをしました。しかし、準備を何回もすることは練習する事や陰で努力をすることと等しいことなのだと気付いてからは、人前で話す前は家族にうるさすぎて寝れないと言われるくらい自分の部屋で練習しました。志村けんの本を読んで準備は才能のある人はしないのではなく、才能がある人が陰でしていることだということを学びました。

最後になりますが、今年の代も残すところ4ヶ月半となりました。先の事を考えるととても寂しく1年追加して欲しい気持ちになりますが、時間は待ってくれません。ですので、1日1日を大切に全力で楽しみ、成長していきたいと思います。
今後も試合があるかはわかりませんが、支えてくださっている皆様にはこのチームのサポートをできてよかったと思ってもらえる様に、勝利に貪欲に最大限の準備をしていきますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

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