女子 #日記

原点回帰

商学部3年  倉員 未羽

肌寒い季節となり、本日試合会場として体育館を貸してくださった創価大学のキャンパスでは綺麗な紅葉が見られ、より一層秋の訪れを感じております。皆さまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

日頃よりお世話になっております。商学部2年の倉員未羽です。

 

本日は秋季リーグ順位決定戦が実施されました。結果は以下の通りでございます。

vs成蹊大学

 ①25-14

 ②25-18

 セットカウント2-0で本塾の勝ち

本日の順位決定戦をもちまして、秋季リーグ戦は終了し、この結果をもちまして、本塾は45位となりました。

目標であった「3部昇格」には届かず悔しい結果となりましたが、中々勝てず411位となってしまった春季リーグの結果と比べてみると、この3,4ヶ月で部員それぞれが自分たちの強み弱みを理解し、切磋琢磨し合って練習してきた成果を出せたところは素直に喜ぶべきことだと思っております。

 

さて、話は変わりますが私は約2ヶ月ほど前に大きな壁にぶち当たりました。柿崎合宿が終わり、チーム全員が「さあ秋季リーグに向けて頑張ろう」というムードに切り替わっていく中、技術面で伸び悩み日々の練習で試行錯誤を繰り返しておりました。その結果、変な癖がつき、トスもサーブもディグも全てにおいて自分のプレースタイルを見失い、仲間から遅れを取っていると思い込み、気持ちだけが独走しておりました。

しかしただやみくもに自分の目指す場所も分からず突っ走って壁にぶつかって跳ね返される日々を過ごしていた時に、中等部の練習にお邪魔させていただき、それが私が高い高い壁を乗り越えるきっかけになりました。

中学生は本当に素直で健気で元気です。

「これが出来ないから教えてください」「でもそうやるとこうなっちゃうから出来ないんです」「あ、わかった!こうやるんだ!!」「見てください出来るようになりました!」

これらの彼女たちの質問に対して、

「じゃあ次はこうしてみよう」「これも意識してやってみよう」「そうそう!出来てるよ!」

というふうに自然と、どうにかして出来るようにさせてあげたい。という感情が現れてきて、2度ほどしか会ったことのない私が言ったことをまずはなんでもやってみようとするところに、当時の私のコーチや先輩方ももしかしたらこんな気持ちになってたのかと嬉しくなりました。

自分のできない所をしっかりと分析し、それを11個改善しようとする。それでも出来なかったらまた新しい情報を求めてもう1回チャレンジする。そして出来るようになったら全力で喜んで自分の中で確実なものにしていく。

簡単そうに見えて難しいことで、私にはそれが出来ていませんでした。出来ないことを分析はしても、全部一気に直そうとして余計に酷くなり、仲間に助けを求めず自分1人で解決しようとしていたせいでもちろん改善せず、毎日同じことを繰り返してばかりでした。

それに気づくことが出来た日に、中等部のセッターの子に私が伝えたアドバイスをできる限り思い出してノートに書き込み、自分のプレー動画を見て改善点をいくつもあぶり出し、分析しました。

その後、出来ていなかった所を1個ずつ修正していったことでプレーが比較的安定し、今期はセッターとしてもオポジットとしても試合に出場させていただける機会があったことが、純粋にとても嬉しかったです。

この秋季リーグは自分にとってとても苦しくもあり成長できたシーズンでもあると同時に、私自身が体育会バレーボール部の一員である理由は、「大好きなバレーボールを大好きな仲間とするためだ。」ということを再確認できた期間でした。

 

最後になりますが、Team2023も残すところあと2週間となりました。4年生からバレーボーラーとして、そして人として、学ぶべきところはしっかりと学び4年生に安心して部を任せていただけるように2,3年全員もう一度気を引き締めて、精進して参ります。

寒さに向かう季節、ご健康にはくれぐれもお気をつけください。

長文、乱文失礼いたしました。

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