男子

チーム島田最終章

経済学部4年  細野 一真

日頃よりお世話になっております。経済学部3年の細野一真です。
夏の猛暑も終わり、長袖を着る機会が多くなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

9月9日から始まった秋季リーグも8戦を終えて、残すところ3戦となりました。本塾は2勝と厳しい状況ではありますが、残りの試合を全勝し、一部に残留する事ができると私は確信しております。なぜなら一戦一戦成長しているからです。日本大学から勝利を収め喜びに満ち溢れた日や、早稲田大学に全く歯が立たなかった日など、振り返れば様々な結果がありました。負けの多い結果に悔しい気持ちもありますが、次の試合に全力で向き合えています。残り3戦、まずは中央大学との1戦ですが、コートに立つ選手のみならずベンチにいる選手含め全ての部員が全力で今できることを体現いたしますので、応援のほど何卒よろしくお願いいたします。

秋季リーグに挑む中で、怪我をしてしまう選手が多くいました。特に春季リーグから活躍していた選手が離脱してしまうなど、チームにとっては痛手となる出来事でした。少し話は昔になりますが、航希さん(島田・経4)が塾高3年生の頃、春高バレーの神奈川予選の最中にチームの要となる選手が怪我をしてしまうことがありました。チームは絶望的な雰囲気となり、下を向いている選手が多くいたのを覚えています。サーブキャッチを2枚でやったり、ダブルクイックをしたり、様々なことを模索して戦いました。戦力としては大幅ダウンでしたが、チームの団結力は結果として高まったと感じています。それは主将であった航希さんをはじめ、敏貴さん(今田・商4)など当時の3年生の人柄があったからだと思います。そして怪我をしてしまった選手のために勝つというモチベーションがチームにはありました。当時自分はベンチでチームを信じることしか出来なかったですが、信じる事が出来て幸せでした。試合の途中に、自分はこのチームが最高のチームだと感じて泣いたのを覚えています。負けてもないのに号泣したのは人生でこの日しかありません。横にいた敏貴さんに泣くの早いと怒られたのを覚えています。春高出場を決めた瞬間、航希さんが怪我をしてしまった選手のところに駆け寄っていました。最高のチームだと確信しました。

少し話がそれてしまいましたが、何が言いたいかと申しますと、チーム島田で最高のチームになりたいということです。怪我などで選手が欠けてしまう出来事は、怪我をしてしまった選手にとっては辛いことだと思いますが、チームとして成長する機会だと捉える事ができます。選手は試合に出場するために日々必死に練習に取り組んでいます。その結果試合に出場した時、自分のプレーの結果に囚われているんじゃないかと感じる時があります。スパイクが決まらない時やうまくいかない時が数多くあると思います。そんな時自分のことと考えるのではなく、チームの勝利のために戦っていると捉えて欲しいです。ベンチには試合に出場出来ず悔しい思いを抱いている選手が多くいます。しかし悔しい気持ち以上にチームを応援しています。チームが勝った時の喜びは試合に出てる出ていないに関係なく同じです。日本大学に勝った時、涙を流している部員もいました。負けを多く経験しましたが、日々前進し、最高のチームに近づいていると断言できます。チーム島田で戦う事が出来るのも残り2ヶ月もありませんが、最高のチームで戦える喜びを噛み締め、最高の結果を掴み取りたいと思います。

乱文失礼いたしました。

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