お世話になっております。文学部4年の藤田鈴子です。
3月15日に三田キャンパスにて開催された体育会卒業選手送別会に本年度引退を迎えた4年生が参加しました。
伊藤体育会会長、山本体育会理事、奈藏三田体育会会長をはじめ多くの関係者の方にお集まりいただき、胸を打たれる熱いメッセージを賜りました。
中でも本年度で退任予定の山本体育会理事のお話は私にとってとても印象深いものでしたのでこの場をお借りして紹介させていただきたいと思います。
英語では卒業式や学位授与式、送別式などをcommencement ceremonyというそうです。このcommencementには始まりという意味があり、送別会とは「別れの式典」でありながら、「新しい場へと送り出すための式典」でもあると言えるそうです。
我々四年生は引退、卒業という終わりを迎えると同時に、三田バレーボールクラブ会員、塾員としての始まりを迎えます。塾バレー部でお世話になった先輩方に感謝の意をお伝えすると、必ずと言って良い程「その分は後輩に返していってね」というお言葉をいただきます。先輩方もその更に上の先輩方から良くしていただいた、というお話も幾度となくお伺いしました。現役時代に受けた恩はバレー部の未来を担う後輩達への支援という形で返してまいりたいと思います。
思い返すと、この四年間は体育会でしか、塾バレー部でしか得られないような学びに溢れていたように思います。体育会だから良い、正しいというようなことはありませんが、このような伝統ある組織で四年間を過ごせたことを誇りに思いますし、この貴重な経験を糧に社会に出ても活躍できるよう努めてまいります。
改めまして諸先輩方に数々のご支援のいただきましたことのお礼を申し上げますと共に、現四年生を代表して塾バレー部の益々の発展をお祈り申し上げます。