日頃よりお世話になっております。商学部3年・アナリストの立川です。
2月8日から11日までJTサンダーズ広島さんの練習に参加させていただきました。
僕のバレーボールのルーツは、サンダーズにあります。
実家の徒歩圏内にサンダーズの体育館があり、小学生の頃に参加したバレー教室をきっかけに競技を始めました。以来、年始の広島ホームゲームは毎年欠かさず観戦して応援してきました。憧れのサンダーズの練習に参加できるなんて、小学生当時の僕には知る由もありません。
今回の練習参加は、僕が自ら手を挙げて頼み込んで実現に至りました。Vリーグ開幕中にも関わらず、温かく迎えてくださったサンダーズの皆さんに御礼申し上げます。
外から眺める体育館には慣れていましたが、初めて中に入ってみると、充実した設備やコーチが自作された練習器具が並ぶ整った練習環境にただただ驚かされました。
Vリーガーの練習といえば質を重視して練習量は多くない印象を抱いていましたが、サンダーズはしっかり練習量も確保されていました。「Vリーグのチームでもトップクラスの練習量だ」と皆さん口を揃えて仰っていました。
特に、6対6の実践形式のメニューが多いことに驚きました。常に本番さながらの真剣勝負でありながら、バレーボールを楽しんでおられて理想的な雰囲気でした。
練習メニューは間延びせず集中を切らさず取り組める工夫が細部にまで施されていました。
練習中の選手の皆さんは、自分の身体のことを理解してプレーに集中されており、アスリートとしての意識の高さが垣間見えました。
僕の質問にも、回答するだけでに留まらず、関連する事柄まで丁寧に説明してくださいました。「他にも質問を思いついたら、いつでも来てね」と優しく声も掛けてくださり、納得いくまでお話できました。
話題に上がるプレーや戦術のレベルが高い一方で、教えてくださる技術はシンプルなものが中心で基本を大切にされていることが印象に残りました。
スタッフの皆さんは、ご自身の専門分野についてとても深い知識と技術をお持ちで、多くのことを学ばさせていただきました。早速チームに持ち帰り、還元しています。
今回のJTサンダーズさん広島さんの練習に参加して、バレーボールに関して多くのことを学ぶと共に、皆さんのプロフェッショナルとしての姿勢に刺激を受けました。4日間で学んだことをチームに還元し、より強い慶應を目指して今後も精進して参ります。
改めて、JTサンダーズ広島のスタッフの皆さん、選手の皆さん、本当に有り難うございました。
帰り際に「またおいでね」と声を掛けていただきましたが、次にお会いするときには、成長した僕の姿を見ていただけたら嬉しいです。
快く送り出してくれたチームメイトや星谷監督にも感謝します。
サンダーズのエッセンスが加わって、飛躍する今季の慶應バレー部にご期待ください!
【JTサンダーズ広島ウェブサイト】
https://www.jti.co.jp/sports/thunders/index.html