日頃よりお世話になっております。文学部2年の山木柊と申します。
暑さが一段と厳しくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回私は、先日開催された早慶バレーボール定期戦について書かせていただこうと思います。
7月1日に日吉記念館でコロナ禍以来初めてとなる、声出し応援ができる完全有観客での早慶戦が開催されました。
結果はセットカウント1-3と、9年ぶりの勝利を掴み取ることはできませんでしたが、2900人超の大観衆、そして塾バレー部を応援していただいている皆様一人ひとりの応援とサポートのおかげで、負けて悔しいとひしひしと思えるような試合ができたと思います。この場をお借りして、当日応援に来ていただいた方々、配信で応援してくださった方々、早慶戦の運営にご尽力いただいた皆様に感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
今回の早慶戦は私が塾バレー部の選手として迎える2度目の早慶戦だったわけですが、ここまで早慶戦の規模の大きさに圧倒されたのは初めてのことでした。いちバレーボールプレイヤーとして、大きな体育館のオールコートで大観衆に見守られながらバレーボールができるという機会がもらえるのは、日本でも本当に一握りの選手だけです。そういった貴重な機会だからこそ、リーグ戦も東日本インカレも終わり、多くのチームがシーズンアウトしていく中、我々2チームだけがこの早慶戦のために練習を重ねてきました。大学バレーのことが少しずつわかってきた今だからこそ、この早慶戦という1試合がいかに特別な試合かということを感じたのです。
そして今回の早慶戦では、私も微力ながら運営の一人として携わらせていただきました。その中で今回の早慶戦の裏側を見せていただいたわけですが、早慶戦開催のために何ヶ月も前から多くの人、モノ、お金が動いているということに驚かされるばかりでした。それだけのことをしている慶應のスタッフの仕事は、選手の見える範囲では練習のサポートが中心ですが、早慶戦の準備を共にして、我々選手に勝利というゴールや、試合という戦う場があるのと同じように、スタッフにも目指すゴールがあり、戦う場があるのだなと感じました。
早慶戦を以てシーズンに一段落つき、試合のない期間が始まりました。秋リーグが始まるまでのこの期間にどのチームよりも成長できるよう一日一日を過ごしてまいります。
乱文失礼いたしました。