男子

We’re still the best team

商学部卒業生  立川 貴一

長袖が絶対に必要な時期から半袖をメインで着たくなる季節へとシフトしてきました。
春リーグも今年は入部以来初めて予定通りに開催されております。
開催につきましてご尽力いただいております、学連を中心とした方々に御礼を申し上げます。

本塾は開幕3連敗と苦しいスタートとなりました。開幕前の少し甘い期待を打ち砕かれ、一部のチームの力という現実を見せつけられる一方で、通用する場面もそれなりにあり、決してネガティブな要素ばかりではないと感じます。その反面、後一歩届かないからこそのもどかしさや悔しさもあり、その一歩を埋めるために日々の練習に取り組んでいるわけであります。

そうした中で、勝てないこと、思うように試合に出られないことなどで自信を失ったり、モチベーションを削がれたりする事もあると思います。ですが、僕は今年のチームは強いと確信しています。だからこそ結果で示せないもどかしさを感じていました。

そうした時にどういう言葉をかけるのが良いのだろうと色々考えていたら、ある言葉が思い出されました。この言葉は2016年のワールドシリーズ第7戦カブスvsインディアンズ、勝った方が世界一に輝く大切な試合で当時カブスのジェイソン・ヘイワード選手が放った言葉です。カブスはリードしていたものの絶対的な守護神チャップマンが打たれてしまい3点リードから、同点に追いつかれた後の延長10回、雨で中断が起こりました。重苦しい中、ヘイワードのスピーチが以下の言葉になります。

You know what, whatever’s happened up to this point in the game, we’ve got to forget about it. It’s over. We’re still the best team. We’re going to pull this thing out. We’re going to win this game.

私流に日本語訳すると
「これまでの試合で起きたこと、それは忘れなければならない、終わってしまったことなのだから。だけど、我々はまだ最高のチームだ。そして我々はきっとやり遂げられる。この試合を勝ちに行こう」
という感じの訳になると思います。

なんとなく、今の自分が伝えたいことに近いなと感じました。リーグの3試合、勝つチャンスはあった試合ですが落としてしまいました。だけどもうそれは戻ってこない時間で、まだこれから先に8試合残っています。その8試合を勝つことで慶應は強いと証明しましょう。それが出来るだけの力は備わってると確信しています。自信を持って戦いましょう!ちなみにヘイワードがスピーチをした試合は、スピーチ後にカブスが2点勝ち越して、106年ぶりの世界一を決めました。

そしてOB、OGの皆様、ファンの皆様など支えてくださる周りの皆様、いつも応援ありがとうございます。
後8戦、今後も温かい目で応援していただけると幸いです。

なんとなく、いつもの僕の活動日誌とは違うような文章になってしまいましたが、ご容赦ください。
次回の活動日誌で、勝った時の感動について書けると願って締めの言葉といたします。

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