女子 #日記

褒めることの難しさ

商学部4年  石田 莉子

満開だった桜も葉桜になり、新たな生活が始まりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

商学部3年の石田莉子です。

大学生活も3年目に入り気づいたら学生生活も残すところ2年となりました。将来のことをそそろ考え始めなくてはいけないと焦る気持ちと、塾バレー部で練習できる日々も後半戦に入り少し寂しくなる中で、新入生のキラキラとした眼差しに羨ましさも感じております。

先日、弊部では新歓活動としてビラ配りや説明会を日吉キャンパスで行いました。たくさんの団体と新入生で溢れかえるキャンパスは新鮮で、これからの大学生活にワクワクしている1年生の姿はとても素敵でした。すでに入部を決意してくれた子もいて、新たな仲間と切磋琢磨できること、とても嬉しく思います。

体験や見学、いつでも大歓迎です!新入生の皆さん、私たちに少しでも興味を持っていただけましたら部のSNSの方にぜひご連絡ください!

さて、春季リーグ戦まで1ヶ月ほどとなりました。私たちは3部昇格を掲げ日々練習に取り組んでおります。その中で最近私が難しいと感じたことについて少しお話しさせていただきます。

私たちのチームでは各学年、月ごとに目標を決めます。今回の目標は「同期のことを1日1回褒める」と決まりました。

日頃からナイスカット!ナイスキー!の声は飛び交いますが、「今日の声かけ分かりやすかったよ!」「スパイクの助走の入り方良いよ!」などの具体的な言葉を面と向かって伝えることは実は難しいことなんだと感じました。

まず、人のことをよく観察しないと成長している点や良いところを発見することはできないです。ほぼ毎日当たり前のように一緒にいて、バレーをしている仲間だからこそ心で思っていてもそれを言葉にして伝えることに恥ずかしさが伴ったり、特別伝える必要もないか、と無意識に仲間の良いところを自分の中で留めてしまっていることに気づきました。

しかし練習で思うようにいかず落ち込んでいたり、自分では成長を感じることができず、自信を失くしていたり、消極的な気持ちになっている時に誰かに褒めてもらえると、自分を見てくれている人がいることに嬉しさを感じたり、スッと気が楽になることに気づきました。「褒める」と聞くと、自分ができていないと言いづらいと感じたり、私が言ったところで、、と思ってしまいがちです。ですが、この人に褒めてもらえたから自信に繋がるとか、あの先輩に認めてもらえたから頑張ろうと思う、ということではなく、良いと思ったことを素直に言葉にして伝えてくれるその行動自体が私にとっては大きな活力になることをこの2年間実感してきました。だからこそ今回の目標設定を機に、身をもって感じた褒めてもらうことの力の大きさを、伝える側にまわれるようになりたいです。

いざ、伝えようと思っても練習中は時間が過ぎるのがあっという間で気づいたら練習が終わり、急いで着替えたりしていると日常会話ばかりして褒めることなく1日が終わっていることが多く、目標達成にはまだ程遠いです。ちょっとしたことでも言葉にして伝えることで仲間の背中を押せるのであれば、どんな些細なことでも言葉にしよう!と思い最近は練習に取り組んでいます。

今月はたくさん仲間のことを観察し、言葉にして伝える、褒める。簡単そうで難しいことを当たり前にできるように取り組んでまいります。

長くなりましたが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

乱文失礼いたしました。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このページをシェアする

当サイトは、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。
推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。
セキュリティを向上させるため、またウェブサイトを快適に閲覧するため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。
このままご覧いただく方は、「閉じる」ボタンをクリックしてください。

閉じる