男子

心の健康

法学部政治学科卒業生  西山 誠一郎

日頃よりお世話になっております。
法学部政治学科3年の西山誠一郎です。春分の候、皆様方はいかがお過ごしでしょうか。

いよいよ春のリーグ戦が近くなってきました。部員が少ない中でも、一人一人が成長することにより、全体としての力は新チーム結成の12月と比べて大きく成長したのではないかと感じています。

成長はストレスを伴うものです。急激に成長すれば、反動として、その分どこかで大きな負荷がかかるものだと考えています。それでも、個人やチームとして掲げた目標を達成するためには成長し続ける必要があります。そこで今回私が伝えたいのは、そういったストレスをいつも意識して、蓄積させないようにしようということです。

先述のとおり、目標や目的を達成するためには、現時点からの変化、すなわち成長することが必要です。成長するためには行動することが必要です。では、行動するためには何が必要でしょうか。それは、自分の内に秘めている想いや夢、願いといったものだと思います。したがって、それらを包み込んでいる心こそが、我々人間が目標や目的に向かっていける原動力となっています。心がよくない状態であると、行動する力が小さくなり、結果として成長できないということになります。

心に影響を与えるストレスがかかり続ければ、心も病気になってしまいます。私は冒頭で、成長はストレスを伴うものだと言いました。ここで問題となるのは、成長するためには心がいい状態でなければならないのに、成長にはストレスが伴うというジレンマです。

この問題の解決策として、心にかかったストレスを発散したり、回復させたりすることが挙げられます。これは筋力トレーニングに例えると分かり易やすいです。筋肉を大きくするためには、ストレスをかける必要がありますが、回復させる時間を取らないで負荷を与え続けた場合、体を壊します。筋肉は一回一回、回復させてから負荷を与えることで、徐々に大きくなっていきます。

心も同様です。人は日常の中でストレスが無意識の内に溜まっていると思います。例えば、朝起きるのがつらい時や、通勤・通学の道のりや、家事や仕事などのやらなければならないことが溜まっている時などです。そういったストレスを上手く対処する必要があります。

私の場合は寝ることで大体解決されますが、人によっては自然に触れたり、歌を歌ったり、家族と話したりなどその対処法は様々だと思います。大事なのはストレスを溜めないで、小まめに取り除いてあげることです。

我々体育会生も毎日練習をして、ストレスがかかっています。体をたくさん動かすので、体の調子や健康ばかりに目がいきがちですが、心の健康も体と同じぐらい大切にしてあげることが必要なのかもしれません。

新年度に向け、皆様方のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このページをシェアする

当サイトは、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。
推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。
セキュリティを向上させるため、またウェブサイトを快適に閲覧するため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。
このままご覧いただく方は、「閉じる」ボタンをクリックしてください。

閉じる