日頃よりお世話になっております。
文学部3年岡澤紅芽です。
気がつけば2月も終盤に差し掛かり、強敵である花粉との戦いの時期になりました。今のところ、私の目や鼻はうまくかわしているようです。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
現在チームでは、各部員が日々挑戦を繰り返し、真摯にバレーに向き合い、プレーに磨きをかけている姿が見られます。その元気な姿は、チーム全体の活気にも良い影響を与えていることでしょう。
挑戦をすれば成功もあり失敗もあります。一生懸命だからこそ、調子の良し悪しで、気持ちが不安定になってしまうこともあることと思います。そこで今回は、気持ちが不安定になってしまった時に、少しでも励ましになればと、以下乱文ではございますが、私なりの考えを書かせていただきます。
どんな人であっても、常に明るく、ノーミスで絶好調を出すことは正直難しいと思います。特に一本にかける思いが強ければ強い人ほど、余計にミスや調子が出ないことに落ち込む度合いは強いはずだからです。
なので落ち込みたい時は落ち込んで良いと私は思います。
しかし、落ち込んだ状態を長々と引きずっている姿は、個人的に見たくないです。
先日、私は一瞬で、しばらくバレーができなくなりました。バレーができる”次”が、今、私にはありません。バレー以前に、今は普通に歩くことや、足の曲げ伸ばしさえスムーズにできません。
健康な体さえあれば、どれだけその時落ち込んだとしても、絶対に”次”のバレーに向き合える機会があります。挽回するチャンスがあります。驚くほど良いパフォーマンスができるかもしれません。皆には健康な体も、真剣にバレーができる環境もあります。すぐそばには同じ目標に向かい、一緒に切磋琢磨する仲間もいます。落ち込んでいる場合ではありません。いかに気持ちを綺麗にリセットし、悔しさからくる、より強い熱量で、次のプレーに向き合えるかが大事だと私は考えます。
健康な体さえと書きましたが、私も患部以外は健康ですし、患部も、私の復帰に向けての強い意志と共に奮闘中です。私も、同じ怪我を経験された方々のリハビリの動画を見て、回復度の違いに落ち込むこともあります。リハビリの調子の良し悪しに左右される毎日です。しかし早期回復に向けてのチャンスが常にあると信じて、私もしっかり落ち込みながら、前進するのみだと考えます。実際、辛い時は多いですが、怪我した当初から出来るようになったことは確実に増えており、日々ささやかな成長に感動し、幸せを感じております。今の私の、再びコートに立ち、チームの勝利に貢献することへの熱意は誰にも負けません。
最上級生になり、より一層プレーでチームに貢献することを、新チーム発足時に宣言した身として、今この状況は非常に不甲斐ないです。また、この数日間いただいた、数々のあたたかい言葉に何度も心が救われました。この怪我を乗り越え、復帰を果たした時はプレーで倍以上の恩返しをする所存です。それまでは今できることは確実に、部員1人1人に寄り添った声掛けや、どんな苦境にも負けない姿で、チームを鼓舞してまいります。
長文、乱文、大変失礼いたしました。
皆様、お体にお気をつけてお過ごしください。
今後もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。