男子

対価

総合政策学部卒業生  大槻 晟己

こんにちは。総合政策学部3年、副将の大槻晟己です。
2023年になってから早くも2ヶ月が経とうとしていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今回の活動日誌では「対価」について書いていこうと思います。

「No pain, no gain」という有名な言葉もあるように、「何かを得るためには痛みを伴う」という考え方は特殊ものではありません。手に入れたいものがお金によって手に入れられるものではないとき、何を対価として支払うべきなのかはとても難しい問題です。

私たちの「日本一」という目標達成に対してどのような対価を支払うべきなのかも明確な答えは分かりません。練習が必要だとは理解しつつも、どんな練習に注力していくべきなのかは常に手探り状態ですし、正しいと認識していたものが、急にくだらないことに思えてくることもあります。

例えばダイエットを始めたとき、最初のうちは張り切ってカロリー制限をしていたのに全く体重が減らず、しまいには「意味がないのかも」と思えてくるような経験、みなさんも一度や二度はあるでしょう。

しかし、日本一を取るためには「意味があるかないかわからないこと」を愚直に続けることが重要だと考えています。なぜなら「明らかに意味があること」は誰でもできるし、やっているからです。高いレベルを目指すチームは、「そんなことまで!?」ということをやっています。私たちもその高いレベルに入っていくためには、他のチームから「そんなことまで!?」と言われるようなことをしないといけないのです。

しかし「意味があるかないかわからないこと」に取り組む過程では、もちろん無駄足も踏むこともあるでしょう。ただ、あくまで目標は「日本一」であって、「効率的に成長すること」ではありません。別に寄り道をしてしまったとしても、最後に目的地に辿り着けば良いのです。

と、まあ一通り書いてきましたが、とにかく私が言いたかったのは「少しでも日本一になれる可能性が上がるなら、面倒臭いことでも、大変なことでも、それに取り組めるチームでいよう」ということです。これはとても大変なことですし、私自身も現時点でできているとは言えませんが、そういうアスリートを目指して行こうと思います。

抽象的な文章を書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。あと一ヶ月ほどで春リーグが開幕しますので、今シーズンも慶應義塾体育会バレーボール部の応援を宜しくお願いいたします。

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