新春とは名ばかりの厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
商学部3年の井辺朝子です。
昨年末に行われた納会から早くも1ヶ月が経ちました。入部したときからずっとお世話になってきた、一つ上の先輩とのお別れということで、今までにない寂しさを覚えたことが思い出されます。
そしてとうとう最高学年としての1年が始まりました。
私はteam2023にて主務を務めます。昨年1年間は、前主務の佑奈さん(政4)の下で多くのことを学ばせていただきました。1番近くで、誰よりもその偉大さを実感していた私が、今度は自分がその役目を拝命したのかと思うと、身の引き締まる思いです。
佑奈さんにいただいた気配りや安心感を、今度は私が後輩に与えられるような存在になりたいと思います。
そんな私は主務として、視野を広く持つこと、具体的には、”あらゆる立場から物事を見ること”を心掛けていきたいです。
例えば、チーム内で何かを決定しようと話し合う際は、意見が一致することを目指しがちです。悩みに悩み、話し合いを重ねた末に、1つの結論に辿り着くのであれば問題ありませんが、あまり深く考えずに多数派の意見が採用されてしまうのは、実に勿体無いと思います。
私は上級生になってから、声の大きさと重要度は必ずしも一致しないということを意識して、周囲の人の話に耳を傾けるようにしています。つまり、多数派の意見や、頻繁に耳にする意見が正しいとは限らないということです。
これからはより一層、誰かの主観に頼ったものの見方に影響されず、多角的な視点を持つ人間になりたい、いや、ならなければと思います。
チーム運営に携わる自覚と責任を持って、部員誰一人の気持ちも蔑ろにしない環境作りを目指していきます。
中学卒業時に一度、この競技と離れる決意をした私は、まさか今こんなにも充実した日々を送っているとは思いもしませんでした。大好きなバレーボールと本気で向き合うことが出来る、正真正銘のラスト1年。主務として、また一選手として、全力で駆け抜けていきたいと思います。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様におかれましても、本年が幸多きものになることをお祈り申し上げます。
長文乱文、失礼いたしました。