男子

試験勉強

法学部法律学科4年  田鹿 陽大

入梅のみぎり、低気圧と雨で気分がなかなか上がらない中、皆様いかがお過ごしでしょうか。2年アナリストの田鹿です。

いよいよ春季リーグも残す試合があと1つとなりました。思い返せば筑波・駒澤戦から始まったリーグ戦、今、自分が作成したミーティング資料を見返してみると、どんな気持ちでこれを作ったんだ!と我ながら驚きを隠せない酷い出来でした笑。
リーグ戦を通して成長を感じる毎日ですが、それと共に自分の立てた戦略が勝利に結びつかないことが多く責任を感じています。何かもう少し私がバレーボールに対して知悉であればと思わされるばかりです。

最近、電車での移動中にふとアナリストにとっての試合を他のものに例えるならどんな例えがいいか考えておりました。そこで捻り出した例えというものは「資料を持ち込み可のテスト」というものです。
これはどういうことかというと、例えば持ち込みありのテストに自分が用意した資料を持っていくとしますよね?そこにはテスト範囲の知識をたくさん書いて行くと思います。それと同様、アナリストも試合(テスト)でどれだけ答えられるか、事前に対策(カンペ)を作って行くのです。しかし、カンペにない応用問題が出てしまったらどうでしょう。

このカンペについて言ってしまえば、バレーをしていれば誰にでも一定のレベルのものを作ることはできると思います。しかし、応用問題というのは地頭や基礎がないと当然対応できません。これはバレーも同様。バレーの前提知識、土台というものが盤石でなければその問題は解けないのです。
だからこそ、先ほども述べたバレーボールに知悉でありたい、というものが浮き上がってきます。どうすればバレーボールに精通することができるのか、実際に自分がプレーをして体感してみるのか?塾バレー部の個性豊かなプレーヤー達に学ぶのか?方法は様々だと思います。その数多ある選択肢の中からどの方法が一番なのかを吟味して、私自身選手たちと一緒に成長できていければなと思います。

そのように考える中で、私はアナリスト業務だけではなく、球出しや自主練習を率先して行う取り組みをしております。自分の立てた作戦が机上の空論にはならないのか。現実とずれは生じていないのか。出来るだけ選手と同じ目線を身につけることで主観的、客観的に試合を見れるのではないか、とそんな気がしております。

今週末に、春リーグ最終戦、一部残留をかけた大一番、専修大学との試合が行われます。「バレーボールに命をかけろ」。偉大な先輩に仰っていただいたこの言葉を胸に最後まで駆け抜けて行く所存です。

これからも塾バレー部への熱い声援よろしくお願いいたします。

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