桜の便りが次々に聞かれるこの折、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
法学部政治学科3年榎本莉英です。
尊敬する先輩方の背中を追い続け、過ごしてきた大学生活もこの4月で折り返しとなりました。
大変嬉しいことに、すでに入部を決めてくれている新入生が数名おり、新たな仲間が増えることへの期待と同時に、上級生としての自覚を一層強く持たなければ、と身の引き締まる思いであります。
今回のブログでは、『感謝がもたらす自信』についてお話しさせていただきます。
中止となった合宿の代わりとして、弊部は3月上旬、1日練習を4日間連続行いました。半日は練習に打ち込み、半日は他大学と練習試合を行うことで、春リーグへ向け実戦での経験を積むことができました。
この4日連続練習の初日、セッターを務める光嶋(法3年)が、トスについての悩みや不安について打ち明けてくれました。
彼女はどんなボールでもスパイカーを思いやり、優しい球質で得点に繋げてくれる自慢の同期です。部活外でも、彼女と私はアルバイトも同じ、家も5分の距離で、2週に1度は遠くの大型スーパーまで自転車を走らせる仲で、何をするにも彼女が隣にいます。
彼女のセッター姿も普段のおおらかな姿も大好きで、彼女の良いところはいくらでも話すことができます。
そんな彼女から悩みや不安について聞いた時、なぜ気づくことができなかったのだろう、なぜ彼女にこんな思いをさせてしまったのだろうと反省しました。
しかしこう思いながらも、彼女の不安を聞くまでの私自身を振り返ってみれば、自分のことばかりが頭にあり、彼女の不安に気づくことができなかったのも当然でした。それまでの私は自分のプレーに自信がなく、得点源になれていないことに対する不安を抱え、時には「大丈夫、誰も私に期待していない」と自分に言い聞かせながら変なプレッシャーに押し潰されないよう精神を保ってきました。
このように自分のプレーに対して自信がない私でしたが、彼女の不安を聞いた時、彼女のトスに大感謝して全力で呼んで全力で打って、彼女を笑顔にさせる自信だけはあることに気づきました。
それから4日連続練習の2日目、3日目、4日目とトスへの感謝だけを自信にもって打っていたら、これまでにないくらいに得点できました。それはいつも以上に身体が素早く動き、強い気持ちで攻めることができたからです。そして何よりも、大学バレー生活史上に1番楽しかったです。ほんの少しでも信頼をもって私にトスをあげてくれて、そのトスを思いっきり打てるだけでこの上なく楽しかったのです。
さらに周りを見渡せば、誰よりも仲間の想いを背負って決めてくれるエースや、何でも話し合って精神的に支えてくれる同期、チームのことを考え引っ張ってくださる先輩、こんな私のボケも愛想笑いしてくれる後輩、休日を返上し練習にお付き合いくださる監督、コーチ、日々見守ってくださっているOB、OGの方々、、、感謝しても仕切れません。
私の4日連続練習での1番の収穫は、感謝の気持ちが自信へ、そして得点へと繋がることに気付くことができたことです。
来たる春季リーグ戦へ向け、これからも感謝の気持ちを自信に繋げ、思いっきりプレーすることをここに誓いたいと思います!
春光うららかな好季節、皆様のますますのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
長文、乱文失礼いたしました。
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