女子

あるべき自分

法学部政治学科4年  宮里 夏輝

昼間の暖かさを感じられるようになってきた今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

法学部1年の宮里夏輝です。

3月に入り、様々なところで卒業式が行われています。私の母校でも、先日後輩たちの卒業式が行われ、少しの時間ですが1年前の自分を思い返す機会になりました。
そしてその中で、私は「1年前の自分より成長できているか」という疑問がふと頭に浮かびました。私にとってこの疑問は特別珍しいことではなく、高校の時は中学より、中学の時は小学校よりと、時折々で自分に問いかけている疑問です。
私はこの問に対して、成長できた!!と自信を持って返せたことがありません。成長を実感できていないのです。このことは、ただ成長できてないと捉えればこれほど無意味なことは無いですし、毎日無駄な時間を送っていることになります。
しかし、私は成長できていないからこそもっと頑張りたい、もっと頑張れると捉えています。昨日の自分より上手くなりたい、今日何か一つでもできるようにしたいという気持ちが、長い目で見た時にどれほど大きなものになっているか、どれほど実感できているか、私は常日頃からこのことを自分の一番のモチベーションにしています。

ところで、「弱い我に打ち克て」という言葉を、似た意味の言葉を含めて、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。バレーに限らず色々な場面で励みになる言葉だと思います。
しかし、私はある時「自分と戦っているうちは相手には勝てない」と、胸に刺さる言葉を言われたことがあります。私はこの時、ただ納得することしかできなかったことを忘れません。
この時から、私の気持ちには変化がありました。自分と戦うのは練習だけにしようと思うようになったのです。
「自分の成長をモチベーションにして練習で本気で向き合い、試合では今の自分を武器に相手と戦う」
一見当たり前のことですが、このことは、練習に全力で取り組む何よりの理由です。

成長が目に見えてわかる人とそうでない人、同じ人でもわかる時期とそうでない時期があるのは当たり前です。またモチベーションが、何かの目標によって保ちやすい時とそうでない時もあると思います。

立ち止まりそうになった時、自分の根本にある何かが自分を突き動かすことは間違いありません。私にとってはそれが成長であり、試合で相手と戦える自分を作り上げることです。
もちろん春リーグを目の前にした現在、私のモチベーションは目標によって常に右肩上がりです。もし何かの拍子に不安な気持ちが芽生えても、成長のため、昨日の自分より強くなるため精進していきます。

4日間のニ部練を終え、心もバレーも強くなった部員20人で、春リーグに向けて駆け上がっていきます!
今後とも、応援のほどよろしくお願いいたします。

長文乱文失礼いたしました。

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