平素よりお世話になっております。
商学部4年の西村美葵と申します。
秋季リーグ最終週の結果をご報告いたします。
10/25(土)vs獨協大学
①23-25
②25-18
③25-19
④25-18
セットカウント3-1で本塾の勝ち
10/26(日)vs群馬大学
①22-25
②25-16
③27-29
④25-14
⑤11-15
セットカウント2-3で本塾の負け
約1ヶ月半行われていた秋季リーグでしたが、会場にお越しいただいた皆様、Instagramでの配信を通してご声援を送っていただいた皆様、誠にありがとうございました。いただいた温かいお言葉ひとつひとつが力になっておりました。
通算成績は3勝8敗となります。
最終順位につきましては、確定次第ご報告させていただきます。
Team2025として臨む最後の試合の日に、活動日誌の更新が回ってくるとは予想もしておりませんでした。まとまりもなく拙い文章ではございますが、最終戦を終えた今の率直な想いを綴らせていただきます。
この秋季リーグ期間は、苦しくもあり、楽しくもある時間でした。周りの3部下位のチームが白星を掴めずともセットを奪取していく中、私たちはなかなか思い描いていた結果を残せず、降格という言葉が何度も頭を遮っていました。
30点を超えるデュースを繰り広げながらもセットを取ることができなかった武蔵丘短期大学戦の後、本多コーチが平日の練習でチームとして至急修正すべきポイントを2点示してくださいました。1つはサーブレシーブについて私含めたスパイカー3人へ、もう1つは高さを変えたトスに対して私が対応することでした。貴重な助言をいただき、チームの勝ちのために誰よりも真剣に向き合い、最終戦が終わるその時まで成長し続ける存在でありたいと改めて感じたと同時に、主務として会合に出席するために練習を複数回欠席せざるを得ないことへの悔しさと焦りでいっぱいでした。
それでも、春季リーグで掴んだ3部の舞台。ただベンチから眺めていることしかできなかった1年生の春季リーグから3年半。4部で全勝し昇格を果たし3部の舞台で戦えたことは、何よりも幸せでした。
レフト側でレセプションする際にコート全体を見渡して倉員と目を合わせ、強気な姿勢を感じ鼓舞された瞬間。
守備範囲を異常に広くさせてしまっても、真剣な顔でどう考えても私のボールと言い張り、毎回ボールを上げてくれる中村にただひたすら感謝した瞬間。
点を取り振り向くと全力で両手をあげて飛び跳ねている後輩や、控えめながら胸の前で両手あげてニコニコしている後輩を見た瞬間、ベンチや観客席から叫んでくれている後輩の声が聞こえた瞬間。
我ながら結構いいスパイク決めたなと思った際にはいつも嬉しそうに拍手してくださっていた松尾監督。苦しい状況で心の余裕が欲しいと感じた時、ベンチを少し見ると全て見透かしているかのように声をかけてくださった丸谷コーチ。そして、バレーボールの試合だけでなく個人的に別の戦いを同時に行っていた本多コーチ。
どの場面を切り取っても全てが幸せで、忘れられない特別な瞬間でした。
振り返るとセットカウント0-3で敗戦した試合は多くあります。結果だけ見るとどこか虚無で何も残らないように感じてしまいますが、その0の中にも確かな成長と光るプレーが存在しておりました。試合を重ねるごとにチームとして長いラリーを掴み取る意識や、バレーボールを楽しもうという想いは強まっていたと自信を持ってお伝えできます。このチームで1セットでも多く取り、バレーボールをもっと長くやりたかったという思いはありますが、小学生の頃からバレーボールとひたすらに向き合い続け、プレー中はバレーボールが大好きだという気持ちが溢れ出ている同期と、悩みながらも成長する姿を近くで見せてくれた後輩とバレーボール出来た時間は何にも代えがたい、大切な日々でした。
Team2025の最終戦を、選手という立場で迎えられたことを心から嬉しく思います。そして、これまでコートに立たせていただけたことに、深い感謝と幸せを感じております。
選手としてチームの目標に貢献することを諦めたいと同期に伝えたあの日の私には、こんなにも素敵で輝く景色が広がるとは想像もできませんでした。
いつも温かく見守り、苦しい時には背中を押して支えてくださった方々に心より感謝申し上げます。
これからのチームが大きく成長し、たくさんの笑顔と感動を届けてくれることを願っております。今後とも慶應義塾体育会バレーボール部女子チームへのご支援ご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
当サイトは、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。
推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。
セキュリティを向上させるため、またウェブサイトを快適に閲覧するため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。
このままご覧いただく方は、「閉じる」ボタンをクリックしてください。